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米国東海岸発、とあるソフトウェア開発者のよもやま話

はじめまして

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はじめまして。
このたび、オルタナティブブログにブロガーとして参加させていただくこととなりました岡本博行と申します。

現在、米IBMで、Lotus製品のソフトウェアの開発をしています。このブログでは、ソフトウェア開発、テクノロジーの話題だけでなく、米国東海岸で見たこと聞いたこと関心を持ったことなどを書いていきたいと思っています。

ところで、私の住んでいるマサチューセッツ州にはいろいろな美術館があります。また、数多くの芸術家が活動してきました。エリックカール (Eric Carle)もその一人です。きれいな色使いの絵本を描いています。(The Very Hungry Caterpillar「はらぺこあおむし」の絵本をご存知の方もいらっしゃるかもしれません)エリックカールの絵本の中で、The Grouchy Ladybug「ごきげんななめのてんとうむし」というのがあります。この絵本のストーリーは、気が弱いのに強がりな、ごきげんななめのてんとう虫が、最初はてんとう虫、最後には象や、くじらまで、いろいろな昆虫や動物にけんかをしかけようとしては逃げて行き、最後はへとへとになって、最初のてんとう虫と仲良くご飯のアブラムシを食べるというものです。

ソフトウェアのバグは、直すのに簡単なものから複雑な物まで多種多様です。バグはいろんなコンポーネントに現れ、正常に動いていたコードにチャレンジして、不具合を生じさせていきます。でも最終的には、そのバグはフィックスされ、その新しいコードは、仲良く他のコンポーネントといっしょに製品を動かしていきます。このThe Grouchy Ladybugのストーリーは、なんとなくソフトウェアのバグと似てるような気がするからでしょうか、私はバグフィックスで忙しいときとか、複雑なバグをフィックスしているときなど、なぜかこのThe Grouchy Ladybugのストーリーが頭をかすめます。どんなに忙しくて、どんなに複雑な難しいバグであっても、あせらずに余裕を持ってしっかりと取りかかろう、そのうちバグは必ずフィックスすることができるので。ということで、こんなブログのタイトルになりました。

ちなみに、エリックカールの美術館はボストンから西に、車で1時間半から2時間くらい離れたところにあります。エリックカールのいろんな絵が見れるだけでなく、はらぺこあおむしのパレードがあったり、楽しいところです。

The Eric Carle Museum of Picture Book Art

今後とも、よろしくお願いいたします。

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