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「教育」に関心のない人はほとんどいません。一方、いま「教育」において、どんなことが起きていて、どんな方向に向かっているか、メディアを通しての情報だけでは捉えることも難しいです。このブログでは、教育の今をなるべく分かりやすくお届けするとともに、一教育産業人として考えてることもお届けできれば、と思います。

クチコミを生むには?

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Web担当時代に情報源として大変お世話になったサイト、Web担当者フォーラム
2010年には、Z会がCMS導入で12000ページ全面刷新 - リニューアルの裏側を大公開などの記事で、僕自身も取り上げて戴いたこともあります(ツイッターやFacebookがそれほどメジャーではないときで、はてブが100以上ついていますので、そこそこいい記事じゃないでしょうか、と、自画自賛。笑)。

当時、様々な、心あるWeb担当者、Webマーケター、そして、Web業界のなかの人と出会わせていただきました。その一人に、トライバルメディアハウスの社長、池田紀行さんがいらっしゃいます。

何気にFacebookを見ていたら、Web担当者フォーラムの

タダで簡単に口コミさせるには、どうすればいいの?トライバルメディアハウスの池田紀行さんに聞いてきた(←Web担当者フォーラムのサイトへリンクしています。)

という記事が飛び込んできて、ほんとうに久しぶりにサイトを覗いてみることに。

な、な、なんと...漫画ですか...

とってもわかりやすいですね、この漫画(笑)
そして、初めて池田さんに出会った2008年から、ちっとも変わらない池田節。

・「クチコミをうまくやる方法を教えてほしい」→「無理!」
・「面白い」だけではクチコミは起きないし、企業ブランドを傷つけることも。
・ネタばかりではダメ、経路も重要。ネタ:経路=1:1くらいのバランス。
・ネットは魔法の杖ではない

これら、間違いなく、2008年から仰っていましたね。
何ら変わっていないのは、彼がブレないからなのか、あるいは世のWeb担当者が学習しないのか(苦笑)。
多分、両方、なんでしょう。。。


誰でもクチコミはうまく生みたいもの。
Web担当から離れて数年になりますが、経験上、クチコミを上手に生むには

「顧客が、"○○に、こんなことやってもらえると面白いな"に応えること」

がコツだと思っています。


たとえば(筆者勤務先の)Z会の場合、ももクロとコラボしたら面白いじゃないですか(笑)
これは、費用の関係でなかなか難しいと思うのですが(苦笑)、つまりはそういうことなんです。
「多分無理だろうけど、あったらいいなー」に応えると「おおおおおおおおおっ!」と顧客も思うわけでして。

Z会で最近、ネット上のクチコミを生んだものとしては、新海誠さんのクロスロードもそうですが、

超難問コロシアム

(↑クリック!)

なんかが、まさに、Z会がやるといい企画、そしてやってほしいと思われる企画、だと思います。
ネタとして、Z会がやってくれるといいな、に応えた企画、そして、経路として、高校生に人気のニコニコ動画、と、池田さんの漫画にある「ネタ×経路」にしっかり応えていませんか?


今年、2014年も10月5日(日)の予選開始から、熱い戦いが繰り広げられると思います。11月9日(日)ニコ生中継、是非この記事をご覧になった方も楽しまれてください!

※本ブログはZ会ブログ「和顔愛語 先意承問」2014年10月3日の内容を一部修正し掲載しています。

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