私たちは多くの生命、人たちの遺伝子を引き継いでいる奇跡的な存在である
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オルタナブロガーの坂本史郎さんが「天敵ですら愛せてしまい自分がとても誇らしく感じる簡単な考え方」という記事で、自分の肉体の構成要素はもともと他の生命のものであり、元素レベルではシェアしているのだということを書いてらっしゃいました。
私は遺伝子レベルでよく似たようなことを考えています。自分は両親から生まれてきて、その両親もそれぞれ男親、女親から生まれてきているわけです。例えば、一代が約30年として、10代さかのぼると、2の10乗で、自分の中には約300年前に生きていた人たち1024人分の遺伝子が引き継がれていることになります。もっとさかのぼると、それこそ天文学的な数字になります。その中にはもしかしたら、歴史で習うような有名な人物もいるかもしれません。
そう考えると、自分は本当に多くの生命、多くの人たちの遺伝子を引き継いでいる奇跡的な存在なわけで、人間同士、組織同士、民族同士、国同士でいがみあうのはバカらしくなってきませんか。
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