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今だからこそそのすごさがわかる、29歳のスティーブ・ジョブズのインタビュー記事

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ギズモード・ジャパンに1987年当時の『PLAYBOY』に掲載されたスティーブ・ジョブズが29歳のときのインタビュー記事が紹介されていました。

29歳のスティーブ・ジョブズ、iPLAYBOYで読んでみました

これを読むと、当時から今とほとんど変わらない考え方をジョブズが持っていたことがわかります。
人間がクリエイティブになるのを支援してくれる道具としてコンピューターをとらえていたこと。
将来はコンピューターがつながってコミュニケーションのネットワークになるだろうと予想していたこと。
自分たちのために自分たちのできる最高のものをつくればマーケットリサーチなど必要ないという姿勢。
今だからこそ、当時ジョブズが語っていた内容のすごさが理解できるように思います。

この当時からすごかったジョブズが、その後アップルから追われ、雌伏の時を経て復活したジョブズが再びアップルを躍進させるのですから、世の中は何が起きるかわからないということですね。

それでも、ジョブズが復活したのは、以前『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』の著者来日イベントでカーマイン・ガロさんが強調していた、自分が大好きなことをすることで自分のやっていることに「情熱」を持っていたことと、世界をよりよく変えるという「ビジョン」を持っていたことの二つがあったからだなと、改めてこのインタビュー記事を読んで思いました。

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