ヤァ!ヤァ!ヤァ!Kindle Fire HDがやって来た
私は電子書籍プラットフォームの本命はAmazonのKindleだと考えています。Kindleストアが日本でオープンしたのは、昨年の10月25日です。その後3ヶ月が過ぎてKindleを利用する環境が整ってきたと判断して、Kindle本の体験を始めてみることにしました。
米国ではKindle本をWindowsやMacで読めます。残念ながらAmazonの日本のIDでは未対応とされています。裏技を駆使するとパソコンで読めるようですが、ここは正攻法で体験してみることにしました。
まず手持ちのiPod touch第2世代で試してみました。これはiOSのバージョンが古すぎて、Kindleアプリをインストールできませんでした。
次に試したのはAndroidスマホ au ISW11HTです。Google Playからインストールして、特に問題なく起動できました。試しに無料のKindle本をダウンロードして読んでみたところ、スマホの画面では狭い感じがしました。電車の中で読みたいというのでなければ、やはりタブレットサイズが適切なようです。
タブレットを前提に以下の選択肢を考えました。
Kindle Paperwhite
- お試しには一番安い。
- フロントライトの電子ペーパーディスプレイは目が疲れにくいように思われる。
- 文字だけの電子書籍を読むには最適だがカラーのコミックには不向き。
- YouTube等の動画再生には向かない。
Kindle Fire HD
- Amazon純正のカラー&ステレオタブレット。
- ハードウェアの性能の割に一般的なAndroidタブレットより割安な価格設定。
- Google Playのアプリを使えない等、Androidタブレットと考えると不満が出そう。
iPad mini+Kindleアプリ
- モノとしての完成度と汎用性は高い。
- 我が家では家族が使っていて目新しいところはない。同じ物を2台買ってもつまらない。
- Amazon KindleやNexus 7に比べると値段が高い。
- iPadのKindleアプリの互換性が不完全で、iPadで読めないKindle本が存在する。
Nexus 7+Kindleアプリ
- Androidタブレットの中では質感が高く人気のモデル。
- ASUSのパソコンを愛用していてASUSブランドに好感を持っている。
- AndroidスマホISW11HTをすでに使っていると目新しさに欠ける。
- タブレットの画面サイズに最適化されたアプリが意外に少ない。
4つの選択肢の間で、文字を読むならKindle Paperwhiteが良さそう→PaperwhiteよりKindle Fire HDの方がカラー&ステレオで汎用的に使えそう→HDにするならいっそNexus7の方が本物のAndroidでより汎用的→カラー液晶は目に良くない→(最初に戻る)を何度か繰り返した後、結局、Kindle Fire HD 16GBを購入しました。
決め手はKindle Paperwhite 7,980円、Kindle Fire HD 16GB 15,800円で約2倍の価格差があったところに、AmazonのキャンペーンでKindle Fire HDに1,500円分の電子コンテンツクーポンが付いてKindle Fire HDのお買い得感が高まったことです。
注文から出荷まで待たされることもなく、すぐに届きました。開封の儀や初期設定は他の方がアップしていますので省略します。
我が家は無線ルータにMACアドレスフィルタリングをかけています。Kindle端末のMACアドレスは「その他」-「設定」-「端末」-「概要」で確認できます。KindleのMACアドレスを無線ルータに登録して、WPA PSKであっさり接続できました。
これで準備完了です。
※左からISW11HT、Kindle Fire HD、iPad mini