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【NetCommons】国立情報学研究所のサイトがリニューアル

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無料で使えるCMSであるNetCommonsは、国立情報学研究所が次世代情報共有基盤システムとして開発しています。国立情報学研究所は、多岐にわたる研究をしています。NetCommonsはその中の1つの位置づけです。NetCommonsに関する最新情報やテクニカルサポートは「NetCommons2公式サイト」で提供されます。当然ながら、公式サイトは以前からNetCommons2で構築されています。

この度、国立情報学研究所のサイト全体が、NetCommons2.0を使ってリニューアルされました。

「紺屋の白袴」という言葉がありますが、業務パッケージを売っている企業であっても、実はそのパッケージを自社の業務で使っていない所は多いです。今回、国立情報学研究所が自らのWebサイトにNetCommonsを使うことで、NetCommonsに対する強いコミットメントを表明したことになります。

他のオープンソースCMSにはないNetCommonsの強みの1つに、NPO法人コモンズネットがあります。コモンズネットは、NetCommonsの普及と、情報システム構築支援および情報活用支援を目的として設立されました。野村総合研究所、日本電気、ソフトバンクBBなど 大手SI企業が名前を連ねています。その中でもユニアデックスは早くからNetCommonsに注力しており、開発に協力するとともに独自のノウハウを持っています。ユーザ企業がCMSを使ったWebサイト構築を考えた時に、企業規模やサービス提供地域などの条件で複数のSI会社を比較して選べることは、大きなメリットです。

賛同する企業の協力によって、NetCommonsはさらに機能が強化されつつあります。5月のバージョンアップの目玉は、「携帯連携のインタフェイスの向上」を予定しています。

正直なところ、現時点での携帯対応は「携帯でも使える」レベルでした。利用者が自発的・積極的に利用する学校サイトではこれでよかったのですが、ファッションブランドの商業サイトの要求を満たすためにはカスタマイズが必要でした。今回は携帯サイトにノウハウを持つ企業が開発に協力しています。日本の携帯事情に合った機能追加がされることでしょう。

パソコンサイトと携帯サイトを一括して管理できるCMSとして、NetCommonsの今後の発展が期待できます。

【告知】

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