【あれから一年】自家用車をやめてみました
自家用車を手放してちょうど1年経ちました。生活にどのような影響があったのか、まとめておきたいと思います。
この1年の間に、旅行に2回行きました。
1回目は、春の伊豆に1泊旅行でした。横浜駅まで地下鉄で移動して、特急踊り子号で下田まで行きました。沿線に咲く桜の花を見ながら、のんびり列車の旅を楽しみました。下田駅からは旅館の送迎バスを利用しました。以前に車で行った時は、熱海と伊東を抜ける時にいつも渋滞に遭いました。列車の旅は渋滞の心配もなく快適でした。
2回目は、ゴールデンウィークに勝沼ぶどう郷に行きました。この時は八王子から快速に乗りました。ハイキングが目的でしたので、勝沼ぶどう郷駅から歩いて回りました。帰りは特急の指定席利用で、乗り換え無しに一気に新横浜まで帰ってきました。
私は子供の頃に毎年ブルートレインで九州まで往復していたせいか、「乗りテツ」分が多めです。時刻表を見るのは、全然苦になりません。と言うより、地図と時刻表はかなり好きです。この旅行の時も時刻表で調べて、しっかり指定席を取りました。電車の旅行には荷物を自分で抱えて移動する面倒がありますが、渋滞のイライラや到着遅れの心配がなく、ビールを飲んでも寝ていてもいいところが便利です。
車がない旅行で不便なのは、駅から離れた旅館や観光名所を選びにくいことや、電車の発車時刻や迎えの車の都合に合わせなければならないことでしょうか。多少の制約はありますが、私は列車の時間待ちに駅前の喫茶店でぼーっとしているのは好きです。どうしても必要があれば、レンタカーにすればいいことです。
車を使っていたもう一つの年間イベントは、年始の実家回りでした。今年は電車とタクシーを利用しました。タクシーは少し贅沢な気はしますが、それでも1ヶ月の駐車場代より安く済みました。
遠出をしたのは、このくらいです。
結果で言えば、車がなくても特に不便はありませんでした。
今の我が家には、自動二輪と自転車があります。このところ一番出番が多いのは、自転車です。
昨年の夏のガソリンの高騰で、自動二輪と言えども満タンにしにくい雰囲気が一時期ありました。二輪の駐車違反の取り締まりが厳しくなってきたことも、自動二輪で出かけにくい理由の一つです。さらに、真冬の自動二輪は、ひたすら寒いです。
これに対して、自転車は真冬でも体が暖まって汗ばむくらいです。1駅離れた大型スーパーに買い物に行くと、途中に起伏があっていい運動になります。メタボ対策にもお薦めです。
思い返すと、車が最も必要だったのは、結婚前の独身の頃でした。当時は毎週深夜にファミレスに集まったり、友達と泊まりがけで遠出したりしていました。
オルタナブロガーの永井さんも、先日車を手放したと聞きました。車離れとか環境問題とかの社会全体の動きとは別に、個人が年齢を重ねるにつれて、生活に必要なモノやその優先順位が変わってくるのは普通のことです。
この先に家族や仕事の状況で、また車が必要になるかもしれません。ただ、今はシンプルな生活でいいと考えています。
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