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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

こういう時こそチャンスです

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昨夜(12月9日)の各局のニュース番組はにぎやかでした。

  • ソニーは2009年度末までに全世界で正社員8,000人を含む16,000人を削減。
  • いすゞ自動車藤沢工場他で派遣契約解除1,400人。来年3月末までの契約を12月26日で終了。
  • 日産ディーゼル12月末までで派遣社員200人削減。派遣社員が労組結成。
  • 2010年度新卒採用を減らす企業が15%。

IT業界のビッグニュースは、日本IBMの社員1,000人削減でしょうか。

こういう時だけゼロがたくさん並ぶ景気の良さ(?)です。早くも「派遣切り」が来年の流行語大賞候補になりそうな勢いです。

このような状況で、麻生内閣の支持率が25%にダウンして、自民党内は混沌とした状況になってきました。政府は今後3年間で2兆円を投入し、140万人の雇用を支えることを目指した追加雇用対策を決めました。

3年間で2兆円などとのんきなことを言っていないで、定額給付金の2兆円も雇用対策に回して一気になんとかしないと手遅れになるのではと、素人考えで思ってしまいます。「麻生がやり抜く」んですよね。今度こそ途中で投げ出さずに、最後までしっかりやっていただきたいです。

世の中が先行き不安で覆われつつありますが、明るい話が全然ないわけではありません。

例えば、米国の電気自動車の充電インフラ設置会社が、日本法人を作って進出してきました。ベタープレイスの日本法人は、来年初めに横浜市に充電スタンドを作って、事業を本格化させる計画があります。不況のニュースに隠れがちですが、新しい動きは始まっています。

別のニュースでは、オフィス家具・備品の中古会社に、外資系企業等から放出された高級オフィス家具やコピー機が大量に入荷している話がありました。今なら中古のアーロンチェアが8万円台です。受付や応接室に置くカッシーナのソファも中古なら格安で買えます。

都内のオフィス空室率は8年ぶりの高水準になっています。知り合いの事務所は、30年借りたオフィスの近所にきれいで条件のよい物件がみつかって引っ越しするそうです。

人、オフィス、中古の家具・備品が豊富に供給される今は、考えようによっては新規ビジネスのチャンスではないでしょうか。

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