昭和64年といえば。映画「ロクヨン(前編)」を観てきた。
その日は、免許証の書きかえに八王子まで出かけていた。八王子警察署に行ったのだと思う。当時ですらほとんど運転していなかった私は、当然すぐに免許の更新が終わり、警察署を出て、再び八王子駅まで歩き始めた。
警察署に入る前と、警察署から出た時とで、何か街の空気が一変している気がした。
とても静かだったのだ。なんとも言えず、しーんとしていた。
曇天だった。
しばらく歩いて気づいた。
あちこちに半旗が掲げられていることに。そうか、お亡くなりになったのだ。そう悟った。
私の昭和が終わった景色は、しーんと静まり返った八王子の街に掲げられた半旗と共に今でも目に焼き付いている。
さて、そんな懐かしいシーンが何度か出てくる映画「ロクヨン(前編)」を、公開初日の昨日(2016年5月7日土曜日)、母と行ってきた。
母のほうが詳しくて、「これ、前篇、後編、分けて公開するのよぉ~。行ってみたいわぁ」と言うので、ほぉ、それじゃあ、母の日の親孝行代わりに、ってことでさっそく。
内容は書かないが(ココに概略があります)、映画終わった瞬間に、「次回予告」みたいなものが流れ、「後編は6/11ロードショー!」みたいな・・。おもしろい企画だなぁ。 (いやぁ、それにしても、佐藤浩市、いい役者さんですねぇ。)
映画で前編、後編となっているのってこれまであったかな。
とても気になる場所で終わったので、「これ、絶対に"後編"も観るよね」と母と話し、さっそくスケジュールに入れた。
同じように思った人は多かったようで、観終わって劇場から出る列の私たちの後ろを歩いていたカップル男性は、「オレ、明日、すぐ後編を観てぇー。観せてくれぇ」と呟いていた。分かる、その気持ち。
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全然話違いますが、Facebookの仕様がいくつか面白いですねぇ。
「いいね!」ボタンに「感謝」が加わり、紫色の花が咲きます。スマホだと、押した瞬間に、ほわほわほわ~っと紫の大量のお花が舞い上がる。
Messengerも、「お花のデコレーション」という機能が追加されていて、意味なく、友だちにメッセージを送ってしまいました。
連休最終日、暑いほどの陽気ですが、明日からの仕事に備えて、ゆるゆるとリハビリしましょう。
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