6/18にNemakiWare & CmisSync のワークショップを行いました

こんにちは。何事もなかったかのように更新しますよ。

前回の記事の末尾でご紹介しましたとおり、6/18にOSSコンソーシアムBA部会で、NemakiWare & CmisSync のワークショップを行いました。NemakiWare も CmisSync も弊社の自社開発のOSSプロダクトで、今回、動くものをはじめてお見せできたことになります。

資料をSlideShareにアップロードしています。

資料にもありますが、あらためて概要を説明しますと、 NemakiWare は文書管理リポジトリの標準規格である CMIS 準拠のサーバです。 CmisSync は CMIS 準拠の同期ツールです（企業向け Dropbox みたいなものですね）。どちらも CMIS という業界標準のインターフェースを使ってデータをやりとりでき、汎用性に富んでいます。 NemakiWare は弊社が扱っている Alfresco のような大きな ECM とは違ってかなりシンプルなアプリケーションですので、機能だけ見ればかなり物足りないかもしれませんが、そのぶん軽量で扱いやすいというメリットもあります。小規模の ECM として育てていこうと思っています。CmisSync は既存の ECM とローカルのファイルシステムの間で自動同期を取ることができます、 Dropbox のような個人ユースのツールではなく、自社内にあるリポジトリと安全に同期を取ることが出来ますし、CMIS にさえ対応していれば相手となる ECM 製品を問わないところが特徴です。いずれも OSS で公開されています。

これから、いろんなところでこれらの製品を紹介していこうと思っていますので、ここでは上記のような概要はもちろん、 CMIS という規格について説明させて頂きました。CMIS というキーワードで接続していく製品なので、まずはそのことばを理解してもらえれば、と考えています。何かファイルをやりとりしようと思ったときに、CMIS での通信をまずは検討しようと思って頂ければ成功かな、と思っています。

さて、最後に宣伝を。

明後日（6/26） OSS コンソーシアムの CMS ビジネス部会主催の定例セミナー、 CMS インサイドで Liferay について紹介します。 Liferay は弊社が扱っている OSS 企業向けポータル製品。CMS インサイドと言うことで、Web サイトの構築をされている方が多いかと思いますが、エンタープライズポータルってなんだろう？ というところから、じっくりお伝えできればと思います。

まだ定員まで余裕があるようなので、ご興味のある方はATNDからぜひお申し込みください。かなりたっぷり時間があるので当日はご質問やディスカッションなどもお気軽に。