Sports Marketing 2.0 - Making a Spiral -
今回はソーシャルメディアを利用したスポーツマーケティングについて特集します。
ソーシャルメディアを利用したマーケティングは日本でも一般的になっており、
積極的に利用することで知名度向上、ブランド力向上、売上アップに繋げる
ことに成功している企業が多数あります。しかし、「スポーツ」との組み合わせ
ではまだまだ日本において”ソーシャルメディア戦略”は普及していません。
その中で、米国ではソーシャルメディアを利用したスポーツマーケティング
が幅広く行われています。あらゆるスポーツ(チーム)がソーシャルメディアを
利用してチケットの販売、グッズの売上やファンの獲得に結びつけようとしています。
以下のスライドシェアではソーシャルメディアを利用した
スポーツマーケティングについて説明をしています。
(スライド中で特に注目すべき点を抜き出していきます。詳細はスライドをご覧になって下さい。)
・ソーシャルメディアの価値は”ファンを創りだすこと”
・ソーシャルメディアとは何か?Social=人々、Media=コネクター(接続子)
消費者とブランドを結びつける
・"Social"には2種類の意味がある
・A:全てを結びつける、長い間ファンを追いかける
・B:こだわりを持つこと、ファンをチームのウェブサイトに呼び込んだり、顧客データを集めること
・重要なことはトラフィックとファンとの関わりを加速すること
・①戦略を持つこと ②限界を知ること ③ファンを知ること
上記のスライドからも分かる通り、今後はいかにしてソーシャルメディアを利用して「導線」
を創りだすことができるかがスポーツマーケティングを行う上で重要になるでしょう。
<例:ソーシャルメディアを利用したスポーツマーケティングの「導線(スパイラル)」>①ファンがTwitter/Facebookでチームのアカウントをフォローする
↓
②Twitter/Facebookの情報からチームのHPにアクセスをする
↓
③ファンはチームのHPを通じて試合のチケットやグッズを購入する
↓
④チームはその顧客情報をデータベース化する
↓
⑤そのデータから顧客が求めるニーズを把握し商品開発やイベント開催に繋げる
↓
⑥その情報をTwitter/Facebookでフォロワーに発信する
↓
⑦ファンはTwitter/Facebookで得た情報を拡散したり、周りと共有したりする
↓
⑧拡散された情報を見て新たな顧客がTwitter/Facebook/HPにアクセスをする
ソーシャルメディアを導入した途端にファン数が急激に増加し、チケットやグッズの売上が
急増するわけではもちろんありません。まずはファンとの関係構築に長い時間をかけなくて
はなりません。ファンとの関係構築の結果がスポーツマーケティングの「導線(スパイラル)」
に繋がるのではないかと思います。
<参考URL>Social Media Sports Marketing
http://gpenrose.posterous.com/social-media-sports-marketingソーシャルマーケティング新時代:先進国企業の事例から見えるソーシャルメディアの特性
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1104/19/news005.html企業ツイッター活用事例集(プレゼン資料)
http://www.slideshare.net/torusaito/ss-3694645藤田康人(株式会社インテグレート社長)「ソーシャルメディア時代にマーケティングの必勝法はあるのか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13535Sportsman 2.0 ソーシャルメディアとスポーツマーケティング
http://d.hatena.ne.jp/gomanjp/20100820/1311602511
*共に切磋琢磨しているインターン生のブログです。こちらも是非ごらんになってください。
【あいうえお順】
・小俣剛貴:Office WADE http://blogs.itmedia.co.jp/goooooki/
・川下武:Startup Knews http://blogs.itmedia.co.jp/startupknews/
・佐々木真:GREAT GEEKS http://blogs.itmedia.co.jp/sasaki/
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