スポーツ選手とソーシャルメディアの関係から考える「フォロワー」との関係について
こんにちは。今回が3回目の投稿になります。今回も海外の「ソーシャルメディア×スポーツ」に
関するニュースを取り上げたいと思います。今回のスポーツは「ゴルフ」です。
私自身も、大学でゴルフサークルに所属しているので非常に関心があるテーマです。
Lee Westwood is ready to leave Twitter after receving abusive messages
現在、米男子プロゴルフ世界ランキング1位のリー・ウエストウッド選手(英国)が、Twitterによる「嫌がらせ(悪口)」に嫌気が差したとの理由でTwitterを止めるかもしれないというニュースです。
まずは、ここでリー・ウェストウッド選手の紹介をしたいと思います。<引用>GDOマガジン リー・ウエストウッドのプロフィール
世界通算26勝(欧州ツアー18勝)の国際的プレーヤー。「三井住友VISA太平洋マスターズ」では1996年から3年連続優勝を果たすなど、日本での知名度も高い。2000年には欧州ツアーで年間6勝を挙げ、賞金王に輝いた。2004年ライダーカップでは負けなしで、欧州優勝に大貢献。2004年以降は勝ち星に恵まれなかったが、2007年欧州ツアーで1勝し、復活の兆しを見せ始めている。
<2009年の全英オープンのプレー映像>
YouTube: 2009 British Open - Lee Westwood Final Round Shots - Turnberry
あまりゴルフに馴染みのない方にもリー・ウェストウッド選手の凄さが伝わったかと思います。
日本で馴染みのある海外プロゴルファーと云えば、タイガー・ウッズ選手が有名ですね。
ちなみに、2009年の全英オープン初日では、石川遼選手・タイガー・ウッズ選手・
リー・ウェストウッド選手が同組で回るという豪華な組み合わせが実現しました。
ゴルフファンからすると、こんなにエキサイティングな組み合わせはありません!
ここまで来たところで記事の中身を紹介したいと思います。
先日、行われたボルボ世界マッチプレー選手権に出場していた人気プロゴルファーである
イアン・ポールター選手が、リー・ウェストウッド選手との対決を控える中で、ネット上から
「挑発」に近いバッシングをフォロワーから受けていたことにリー・ウェストウッド選手は、
「ソーシャルメディア(Twitter)が、単なる悪口の飛ばしあいになっている」と、
この状況に嫌気が差したという理由で、彼はTwitterを止めることを検討しているというもの。
他の有名スポーツ選手に関しても、自分達の言ったことに対して一部のフォロワーから「心無い批判」を
受け続けることに対して、やや感情的に「反論」することでまた新たな「批判」を受けるという悪循環に
陥っているため、中には「Twitterをやることが自体が、時間の無駄である」として
利用停止を検討している選手もいるとのこと。
(こんな時だからこそ、この写真のように選手とファンが”仲良く”できる方法は無いのでしょうか♪)
私は、このニュースを読んでスポーツ選手に限らず一般の「私たちユーザー」にも当てはまること
なのではないかと思いました。つまり、自分がTwitterで発言した内容が必ずしも「全てのフォロワーに
等しく且つ好意的に受け取られる訳ではない」ということです。
ここ最近、TwitterのTLを騒がさせている「炎上」の類も同じことだと思います。
このようなことを防ぎつつ、フォロワーとの良好な関係を築くために気をつけることは、
①何かフォロワーから「批判」を受けても、決して感情的になって怒らないこと。
②自分のツイートで、何か間違いや問題がある場合は嘘をつかずに速やかに訂正し謝罪すること。
③全てが自分の思い通りになる訳ではない(良い意味でも悪い意味でも)ということを肝に銘じること。
この3点に尽きると思います。この点に注意すれば、もっとフォロワーの方々と良好な関係を築くことができると思います。
今回もお読み頂きありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
*以下、ループス・コミュニケーションズで共にインターンをしている仲間たちのブログも是非ご覧になってください!
・小俣 剛貴 Office WADE
・佐々木 真 GREAT GEEKS
・川下 武 Startup Knews
・正路 盛也 Evention