スポーツに”新たな風”を吹き込むソーシャルネットワーク
今回が2回目の投稿になります。本格的な執筆となりますのでよろしくお願いします。
早速、海外の「ソーシャルメディア×スポーツ」に関する記事をご紹介したいと思います。
「Sports leagues and teams tap into of social networks」
「ソーシャルネットワークの力をうまく活用しているスポーツ界とスポーツチーム」
記事の中では,主にNBA,NFL,Indy Carのソーシャルメディアを利用した取り組みを紹介しています。
<記事の内容>
「TwitterやFacebookは,友達との関係を築くための単純なソーシャルネットワークから
マーケティングのメカニズムに利用され始め,特にNBAはプロスポーツ界の中で最も
ソーシャルネットワークを利用している組織である。」
「NBAにはTwitterやFacebook上に3780万人のファンがいる。また,NFLには2980万人のファンがいる。」
「プロNFLチームであるインディアナ・コルツには,110万人ものソーシャルメディアオーディエンスがいる。」
Official Facebook page of your indiana Colts
< Official Facebook page of your Indianapolis Colts>
「我々は,ソーシャルメディアを利用することでファンと交流することができ,ファンが
何を求めているのかを知り,そして彼らに情報を瞬時に提供することができるようになった。
さらに,ファン自身がチームの一員であることを認識し,Facebook ページ上でもチームを
盛り上げてくれる。」<インターネットサービス担当者>
今や,チームへの応援はWeb上でも行われる時代になっています。日本のスポーツ界では,
まだソーシャルメディアを利用して「ファンとの交流」や「ファンの要望に答える」という
取り組みは一般的ではないのが現状です。これからは,日本の各スポーツチームにも
「ソーシャルメディア広報担当」という職業ができるかもしれないですね。
YouTube: The Pacers hit 20 Straight Shots
「NBAの人気チームの1つであるインディアナ・ペーサーズには10万7千人,
ロサンゼルス・レイカーズには,960万人のオーディエンスがいる。」
「ソーシャルネットワーク上に”小さな市場”が出来上がることに関して,何も驚いてはいない。
その上で,ソーシャルメディアを通じてファンと”強い関わり”を持つ必要がある。」
http://www.facebook.com/indianapacers
http://www.facebook.com/losangeleslakers?ref=ts&sk=wall
上記の事例を調べていく中で私は、「ソーシャルメディアという強力なツールを活かし,
ファンとの関わり(エンゲージメント)をいかに高めることができるのか。そして,ファンの声を
汲み取りそれをチームの運営や マーケティングにどのように活かすことができるのか。」という点
が非常に大事であると考えました。
日本のスポーツ界でもソーシャルメディアを利用したイベントや新しい応援スタイルを
積極的に支援する動きが拡大すれば,新規ファンの獲得やより一層スポーツ界の盛り
上がりに繋がると思います。
*直訳あるいは意訳をした部分が多数ありますが,その点は何卒ご理解願います。
Twitter : http://twitter.com/#!/Kohei_41(原田康平)