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復興の継続支援、ボランティアや寄付以外に何ができるのか?

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東日本大震災の継続支援につき、ボランティアや寄付以外にできることについて紹介したいと思います。前回のブログでは、被災孤児や被災地の子供たちの支援について紹介しましたが、今回はそれ以外についてです。

物資の支援

以前紹介した、ふんばろう東日本プロジェクト「物資支援プロジェクト」は、2012年3月31日で終了し、2012年4月以降は「動物班(ふんばろう動物班)」「ふんばっぺ福島(福島支部)」の各支部で受付けています。株式会社オンザボードが運営する個人間支援物資のマッチングサイト、「Toksy」ではまだ受付けています。本日(4/3)現在で、6,752件の支援物資のリクエストがあります。

また、「復興市場」は被災地への支援物資を被災地のお店から購入できる仕組みです。amazonの「たすけあおうNippon 東日本を応援 ほしい物リスト」で購入して支援することもできます。

日常の消費で支援

日常の消費活動で復興支援をすることもできます。東北の商品を選んで購入することで地域を活性化することにつながります。また、寄付が組み込まれている商品なども用意されています。

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めずらしいところでは宮城県の名取・岩沼の食材を使用した「復興空弁」や、洋菓子のアンリ・シャルパンティエの「スマイルフォー東北 - フロム芦屋」などがあります。

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プロボノワーカーとして支援

現在の仕事の経験・スキルを活かしたスキルボランティアである「プロボノ」として活動することで支援をすることもできます。サービスグラント「POSITIVE OFF 復興支援プロボノプロジェクト パイロットプロジェクト」のプロボノワーカーの募集は締め切ってしまったようですが、また募集があると思いますので、私も定期的にサイトを確認したいと思います。

ファンドレイジング・サイトで支援

以下のファンドレイジング・サイトからも支援・応援をすることができます。どのサイトでも復興支援のプロジェクトが数件立ち上がっています。

被災地の事業者に投資

ファンドレイジング・サイトの一部ではありますが、ミュージックセキュリティーズ「セキュリテ被災地応援ファンド」では、被災地の事業者にファンドとして直接投資をすることができます。また、対象事業者の商品を購入することで応援ができる「セキュリテセット」も用意されています。

東北に旅行に行く

被災地である東北に旅行に行くことも支援のひとつです。各旅行会社などが特集やツアーを組んでいます。

いろいろと紹介しましたが、やはり継続するには私たちの日常の生活の中に組み込んで、出来うる範囲で支援をするということが重要だと思います。また、継続寄付(毎月引き落とされる寄付)など自動的にできる仕組みの利用を視野に入れるのもいいと思います。

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