NPOだけでなく中小・ベンチャー企業も支援する「プロボネット」
プロボノワーカー(スキルボランティア)とNPO、中小・ベンチャー企業のマッチングサイト、「プロボネット」を紹介します。
プロボネットの運営はプロボネット事務局(ボランティア組織)、2009年10月にスタートしたサービスです。
中小・ベンチャー企業も支援
プロボノとは、職業上持っている知識・スキル・経験などの専門性を活かして社会貢献をするボランティア活動全般。プロボネットでは、会社員として働く人と、スキルボランティアを必要とするNPO、中小・ベンチャー企業とをマッチングする仕組みを提供しています。
プロボノとNPOのマッチングサイトといえばサービスグラントなどが有名ですが、NPOだけではなく中小・ベンチャー企業にもスキルボランティアを提供するところがプロボネットの大きな特徴です。
それは、社会貢献ということだけではなく「実践的な経験を積む場を提供」することによる能力向上や、各種活動を通じたリアルな社外ネットワークの構築機会などを提供していくことも大きな目的と考えているからだそうです。
「専門分野」の経験は5年以上が目安
プロボノは社会人としてのある程度の経験年数を持った人がするものというイメージがありますが、これなら比較的若い方でもプロボノが出来そうですね。もちろん、専門分野のスキルを提供するので、プロボネットでプロボノワーカー(プロボノ・クルーと呼んでいます)として登録するには以下のような概ねの審査基準があります。
- 「専門分野」の経験は5年以上を目安とする
- 何らか専門分野でのスキルをあらわすもの(公的資格など)があれば尚可
NPOなどに社会貢献としてプロボノをするのではなく、中小・ベンチャー企業にプロボノをするというのは、どのようなモチベーションでするものなのでしょうか。やはり自身の成長の機会と捉えるべきなのでしょうか。
私の場合は現職はマーケティング職なので、出来ることはマーケティング支援などだとは思いますが、特にマーケティングは数字的な結果も求められるものなので、無償で行なうというイメージがなかなかし難いのも正直なところです。以前からプロボノには興味があるのですが、この辺はやはり実際にやってみないと分からないことなのですかね。