Google Wave、ギークに見守られ、しめやかに追悼式が営まれる
昨日19時、多くのアルファギークに見守られながら、あんどう氏主催のGoogle Wave追悼式がしめやかに営まれた。その模様はさっそくYouTubeにアップされており、喪服を着用している方、弔電を送る方まで登場し、涙をさそう。
・追悼式の模様を伝えるTogetter「Google wave追悼式」
そもそもこの追悼式は、本日8月22日に発売となる日本初の本格解説書『Google Wave入門』があまりに不幸で切なすぎるとTwitterを著者あんどう氏(Google公認API Expert)を励ます声があつまり、書籍発売日の前日に開催されたものだ。
「涙で前が見えない……」「なんという切なさ……」――「Google Wave」の開発中止を受け、8月22日発売予定の解説書「Google Wave 入門」(日経BP刊)著者のあんどうやすしさん(@technohippy)に、Twitterで哀れみと慰めの声が寄せられている。
Google Wave入門は、Google Waveの機能やAPIなどを解説した書籍。Amazon.co.jpでは予約も受け付けている。だがGoogleが8月5日に開発中止を発表。あんどうさんは「いやこれほんとにどうなるんだろ」と本の行方を心配していたが、予定どおり発売されるようだ。
あんどうさんの心境は複雑のようで、「今日は壁に塗ったペンキが乾くのを一日中眺めていたい気分」「Google Waveが男坂に見える!」などとTwitterへ投稿している。それを見たほかのユーザーから「泣いた」「切なすぐる」などとコメントが寄せられている。
あんどうさんに対する反応をまとめたtogetterのページも。あんどうさんを励ますため、書籍を予約した人もいるほか、8月22日にはあんどうさん主催で「Google Wave追悼会」を開くことも決まったようだ。「可哀想な私を慰めたい人がたくさんいるんじゃないかと思って追悼会を立ち上げました」とあんどうさん。定員は20人だが、すでに40人以上の参加希望者が集まっている。
あんどうさんと同じ境遇の人がほかにもいる。例えば、ドイツ語で書かれたGoogle Waveの関連本「Google Wave [Perfect]」も予約受付中だ。あんどうさんは「このドイツ人とは世界で唯一気持ちを分かり合える気がする」とコメントしている。
(ITmedia記事より)
場所は六本木ヒルズのGoogle日本支社。場所を提供したGoogle Japanの太っ腹ぶりにも、一部から賞賛の声が上がっている。
あんどうさんを励ますために書籍を購入したいという方、こちらからご入場を。このGoogle公認エキスパート渾身の一冊は、多くの温かいユーザー支持のもと「コンピュータ・インターネット」ランキングで444位と、逆境にも負けず善戦している模様だ。
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