はじめまして。RFIDとWEBとCRMって関連性あるって知ってます?
はじめまして。このたびオルタナデビューにあいなりました須永ともうします。
WEBが顧客との重要なタッチポイントといわれ始め、各企業のCRM戦略から切り離せないものになりつつあります。
私もWEBの仕事に関わってきて長いですが、EメールマーケティングからEコマース、さてはコミュニティサイトの構築など様々なeCRMの案件に携わってきました。
様々なクライアントのコンサルテーションも行ってきましたが、私がいつも強調することとして、ユーザーがリアルタイムに足跡をのこしてくれることが、WEBがタッチポイントとして優秀なところだということです。
Google Analyticsがリリースされてから一躍脚光を浴びたというか身近になったアクセス解析ですが、ユーザーがどのページを見て、、実際にどのくらいの人間が実際に企業側が見せたかったページにたどり着いたか(コンバージョンレート)を企業側が分析できるということは、CRM業界にとって当時は画期的でした。
リアルな世界でこれを例えると、実際にユーザーが商品を手に取っている人数と、その中で実際に購買してくれた人数を、店員が交通量調査のバイトさんのごとく数えているようなもので、当時では考えられない世界だったと記憶しています。ここで「当時」とつけたのはリアルな世界のコンバージョンレートを取る仕組みが実はすでに存在しているからです。
RFIDの技術を使えば商品に非接触型のICタグを貼り付けることによって、商品を手に取った回数や購買まで至った商品数をシステムが自動的にカウントする、つまりはリアル版Google Analyticsのような事が可能になります。
このようにRFIDとWEBはトレーサービリティという点において非常に似た性質をもつものということがいえるでしょう。言い換えれば、我々IT屋がWEBで培ったナレッジやテクニックが、RFIDという技術を通じてリアルな世界に適用できる時代が来たといってよいでしょう。
とはいえ「RFIDで例えばどんなことができるのよ」とか「技術的に難しいの?」などまだ読者の皆様を含めてRFIDについて世間一般に知られてないことだらけです。
このブログではRFIDをつかったCRMの実例や、はたまた最新のトレンドを踏まえたWEB事情(なぜか半ばライフワークです。。。)など幅広く扱っていきたいと思っています。
どうぞ末永くお付き合いください!