Hello, World!

　読者の皆様はじめまして。UNIX USER編集部の松島と申します。ひょんなことから、このITmedia オルタナティブ・ブログに参加させて頂くことになりました。

　とりあえずの自分のプロフィールなどは→のプロフィールを見ていただければわかると思いますが、「全くのぺーぺー」でございます。
こんな「IT業界のオピニオンリーダー」でもなんでもない私がなんでここに書くことになったかというと、それは先月某日、UNIX USER編集長からの突然の一言から始まりました。

UNIX USER 渡辺編集長：「松島くん、ITmediaで書かない？」
俺：「ハァ(ﾟДﾟ)？」
編集長：「いやぁうちの編集部の妻帯者は全員そういうのやらないからさぁ〜」
俺：「はぁ。。。」

　数日後、私のところには渡辺編集長からこんなメールが。

>いけにえとして、本年入社の
>松島 浩道
>をささげます（ｗ
>主なネタをどうするかは本人から。

　って俺、いけにえかよ！ドラクエで呪われたアイテムを装備して外そうとしても外れないあの時の音楽がこころなしか聞こえてくるよ！でろでろでろでろ〜♪

　ということで、いけにえとしてささげられ、ガクガク(((( ；ﾟДﾟ))))ブルブルな私ですがどうかよろしくお願いします。なお、このブログのコンセプトはUNIX USER編集部の日々の生活とUNIX USER編集部のサーバー管理関連的技術ネタなどを世界に向けて発信していこう、という感じとなっております。

　ちなみに、タイトルの「俺の話を聞け！」の元ネタはクレイジーケンバンドではありません。念のため。あと、多分慢性的にネタ不足におちいりそうな感じですのでトラックバック、コメントも大歓迎受付中です。また、UNIX USER誌にひとこと言いたい、こんな記事をやってくれ、といったご意見ご要望などでも全然OKです。よろしくお願いします！
そして、早くもネタに困りひねり出したのが↓だったりします…こんなんで良いんでしょうか…

新しい言語を覚えよう。

　さて、記念すべき第一発の投稿を挨拶だけで終えるのもなんなんで、IT系話をちょこっとしてみましょうかねぇ。

　最近になってやっと編集作業のフローがわかってきたのもあり、定型作業を自動化して効率化してしまおう、などと画策している今日この頃なわけですが、そうなると個人的に避けて通れないのがLisp。

　例えば渡辺編集長は編集ツールとして秀丸＋MS Wordを愛用しているようで、テキストの整形からデザイナーさんに渡す打ち出し（原稿を印刷してレイアウトの指示を入れたもの）の作成まで、マクロ化されていて最小の手間でできるようにしているようですが、自分はMS製品をここ数年ほとんどさわっておらず（もちろん会社では使わざるを得ないので一通りの環境はそろえてますが）、MS非依存環境で過ごしていたために今さらWordなんか覚えたく無いわけですよ。代替案としてOpenOffice.orgなどもありますが、現状ではMS Officeと比べるとどうしても動作がまだ不安定であり、エディタの代わりに使う軽快さは無いように思います。そもそも、Emacs的キーバインドじゃないと思考が中断されるという俺にとっての本質的な問題は全く解決されていません。

　ということで、Emacs＋LaTeXで編集＋打ち出し環境を構築しようと今月に入ったくらいから画策しているんですが、問題はEmacsのカスタマイズ。なぜなら、Emacsのマクロ言語はLispという、CやJavaなどと比べるとかなり異端なプログラム言語で書かれているからです。

　しかし、ここでLispから逃げる訳にはいきません。なぜなら、Emacsだけではなく、GIMPのスクリプトもLispベースですし、最近Linux環境での新たな仮名漢字変換インターフェイスとして注目されているUIMのスクリプトもLispベースということで、なぜかオープンソースソフトウェアを自分に使いやすくカスタマイズするためにはLispが必須な空気が漂っているのです（言い過ぎ）。

　ということで、齢24（来月には25）にして新しい言語を習得するぜ！などと息巻いているわけですが、実は新しい言語を覚える、ということはそんなに難しいことではありません。多分。自分はBASICから始まり、C/C++、Perl、Javaと必要に迫られてプログラミング言語を覚えてきましたが、どれも初めはほとんど一夜漬けです。

　長くなりそうなので次回に続く（のか？）。

編集部の俺の机。真ん中に置いてあるのは好評発売中のUNIX USER 8月号とオープンソースマガジン Vol.2。