JILIS副理事長 高木氏の長いインタビューを読む
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サイバーセキュリティ、個人情報や個人データでは非常に有名な産業技術総合研究所 高木浩光氏がJILIS副理事長の立場で受け、3月18日に公開されたインタビュー、
高木浩光さんに訊く、個人データ保護の真髄 ----いま解き明かされる半世紀の経緯と混乱
を読みました。非常に長く、僕は2時間くらいかかって読みました。
高木氏は、調査を継続し論文にするそうですが、時間がかかりそうなのでインタビューの形で発表したそうです。もしかすると、最近の国内の法制や施策の状況に危機を覚えたからかもしれません。僕は、先日の教育データ利活用ロードマップでもやもやした理由がよくわかりましたし、おそらく企画側が個人データ保護を理解していないこともわかりました。
中途半端な理解の可能性が高いので要約はしませんが、以下が響きました。
日本法(筆者注: 個人情報保護法)も、GDPRと同様に、保護するのは、あくまでも「人」であり、個人情報(personal data)の処理によって影響を受ける「個人の権利利益」
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