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Wi-Fiルーターの買い替えとTime Machineの不調

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今年になってから、自宅Wi-FiルーターとMac間の接続が切れることが多くなったような感じがしていました。また、それとの関係は不明ながら、M1 MacBook ProからWi-Fiルーターに有線接続したTime Capsuleにバックアップ(Time Machine)できなくなりました。調査の過程で、Wi-Fiルーターとの接続を5GHz帯に限定したら、たびたび切れるようになり、使い物になりません。5GHz帯の現象はMacだけでなく、仕事用のWindows PCでも発生するので、単なるAppleとの相性ではありません。どうやら、今までは2.4GHz帯と5GHz帯を両方同じSSIDにしていたため、どちらに繋がるかで安定度が変わっていたようです。しかし、安定している2.4GHz帯も数十Mbpsしか出ていませんでした。

そこで、Wi-Fiルーターの買い替えを決断。現在のメーカーの製品は今不安定なだけでなく、保証期間中にも不安定になり交換したことがあるため、今回は避けました。著名メーカーの製品を調べたところ、切れる、とのコメントを多数見かけ、最終的に著名ではあるものの、Wi-Fiルーターではあまり目立たない会社の製品にしました。

購入後、接続までは簡単でしたが、次のことに気づきました。

  1. DHCPサーバーに、特定のMACアドレスに固定IPアドレスを割りあてる機能が無い
  2. IPv6で繋がっていないかもしれない
  3. 外部IPアドレスの特定ポートを内部IPアドレスの特定ポートにマップする機能が動作していないかもしれない

いきなりのメルカリ行きを覚悟しましたが、幸いにして2と3は僕の勘違いでした。1が必要なのは、サーバーにしているRaspberry Pi 2台だけなので手作業で設定して回避。でも、管理が容易になる1の機能が無いのはとても残念です。今まで使ってきた数世代のWi-Fiルーターにはあったのに。

さて、Time Capsuleにバックアップできない現象は、解消しませんでした。Wi-Fiルーター買い替え前に有線接続してもダメなことが分かっていたので、期待していませんでしたけど。Mac側で何をやってもダメなので、Time Capsule内にある[マシン名].sparsebundleディレクトリをshellのrmコマンドで一思いに削除しました。rmコマンドなのは、Finderからは削除できなかったから。当然新規バックアップになりますが、動作しました。また、今回の件の前は問題を感じていませんでしたが、VirusBarrierがTime Capsuleの共用ディレクトリも監視していることに気づき、外してみました。バックアップがとても速くなった感じがします。もしかすると、そもそもの問題もこれだったのかしれませんが、もはやわかりません。セキュリティ上の穴を開けたことになりますが、まあいいでしょう。

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