iPhone Xを使って1週間強
iPhone Xを11月3日に入手できましたが、例年と異なり、当日の自宅への配達は既に一杯で、Apple Storeでの受け取り予約でした。iPhone 8の時は、発売日にも関わらず何もしない、とても久しぶりの経験で寂しい感じがしましたから、まあいいでしょう。
これまで使ってきたiPhone 7 Plusからの移行は、近くのiPhoneから設定を転送するiOS 11の機能で容易でした。今回初めて、iTunesではなくiCloudのバックアップから復元しましたが、意外にも1時間ほどで済みました。ただ、復元は全て終わったメッセージが出たのにも関わらず、終わっていないことになっていたようで、それに気づくまで「今は購入できない」とか変なエラーが頻繁に出ていました。復元は終わっているようにしか見えなかったため、中断して、結果的に問題なし。
既に多数の報告があるように、Face IDはすぐに慣れました。通常のロック解除は今までのTouch IDに比べ1ステップ多いですが、通知の確認は逆に1ステップ少ない。いずれにせよ、よく考えられた違和感の無い操作フローと思います。ただし、左上から降ろす通知表示の操作だけは慣れるまでに1週間かかりました。
変化で気になったのは、通信中や処理中を示していた回転する放射状のステータスが表示されなくなったこと。処理の終了がわかりません。
それにiPhone 7 Plusより重くなった感じがすること。iPhone 7 Plusは188g、iPhone Xは174gだからほとんど同じですが、密度は2.09g/cm3と2.22g/cm3なので、重く感ずるのかもしれません。
Home barはほとんど常に出ているので、OLEDの焼き付きの原因にならないか気になります。背景の反転色のようなので大丈夫なのかもしれませんが。
電波強度は今まで弱く表示されているように思ったのですが、いつの間にかiPhone 7 Plusと似たようなレベルになっています。なんだったのだろう。
バッテリーのもちは、iPhone 7 Plusよりいい感じ。
カメラは、iPhone 8世代でさらに良くなったとの報道でしたが、確かに良くなっています。iPhone 7 Plusまでは、HDRはほとんど使えないと判断していましたが、かなり良くなりました。夜間も手持ちでここまで撮れるので、立派。僕はカメラ歴は長いのですが、安直なユーザーなので、一眼レフを持ち歩くことがほとんどなくなりました。
よくわからないのはロック画面のショートカットからカメラを起動すると、普段の自分の設定が反映されていないこと。僕はHDRで通常の写真を残すように設定していますが、残らないですし、LIVEが勝手にオンになっていたり。
今は透明なケースに入れていますが、表現として光沢のある金属は嫌いなので不透明なバンパーに変えるつもりです。相変わらず、僕にとって一番のデザインはiPhone 4で変わりません。