10日のAppleの製品発表について
日本時間10日のAppleの製品発表、Apple Watch、iPad、Apple TV、iPhoneと盛りだくさんと言うか、それぞれ一つだけではネタが少ない発表でした。とは言え、それぞれに少しだけ将来への種がありそう。
iPadは元々、MacBookと共食いになる可能性がありましたが、iPad Proで相当に重なりました。共食いを恐れて変化を避けたらAppleではありません。まだまだMacでないとできないことはたくさんありますが、どんどん重なってくるのは明らか。Windowsと異なり、PCとタブレットのOSは分けてきたAppleとは言え、これから数年かけて緩やかに統合していくのではないでしょうか。
ますます、ユーザー切り替え機能がほしいのですが、Appleは考えていないのかな。
次に、Apple TVについて。まず、Tim CookがTVの開発に長い時間をかけてきた、と言って、会場に笑。いろいろ機能やサービス、アプリが紹介されましたが、MLB.comのやっていることこそが、スポーツ中継の行く姿と思いました。大画面の鑑賞型アプリの世界が広がりそうです。
個人的には音声の光出力が無くなったのが辛いです。
iPhoneは、本当に地味な変化。3D Touchはすごい技術かもしれませんが、わかりやすい変化ではないですし、それだけで買い換えるほどのことでもない。いまさら言うまでもありませんが、スマホもPCと同じく成熟商品ですね。Appleにはそれを打ち破る提案を期待したいですが、Macにそれがないことを考えると、難しいかもしれません。
それらとは関係なく、僕もiPhone 6sを手配しました。iPhone 5sくらいから、そろそろ毎年買い換えなくてもいいかなと思いつつ、惰性です。来年も続けてしまう感じがします。