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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

うーん、絶妙なところを突かれた!その名も「ショボ飯」。

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どうなんでしょう、フェイスブックのブームも少し落ち着いて、変に煽りまくるスパムじみた「facebook戦略!」的なものも、冷静に見られる時期になってきたのではないでしょうか?

具体的に言えば、「facebookページで儲かる!」系の流れとか。

つまり、何かモノで釣って「いいね!」ボタンをとりあえず押させるとか、もしくはどこで集めたのかファンが海外の人ばっかりとかね。

結局、こんなことをしても、本来期待しているページ内での「交流」なんて生まれるはずもなく、お金をたくさん取った怪しげなコンサルタントやホームページ制作会社は「はいはい、約束どおりファンを1,000人集めましたのでお仕事終了!」と撤退、残された担当者はどうやって運営していいのか全然わからず、、、放置。

結果、誰も見ていないけどファンの数だけ多い、廃墟と化したfacebookページが、そこかしこに見受けられます。

facebookページの運営は、非常に難しいものだと思います。
それで上手く儲けている会社があったら、マジで教えて欲しいくらいです。うちも参考にさせていただきます。(笑)

ただ、そんな中、全然力まずに、ゆる~い気持ちで、お金も全然かけずに、自らも楽しんでやっていて、もしかしてこれは半年後が楽しみかも!というページに出会ってしまったのでご紹介いたします。

実は先週、出版社の編集者さんを中心としたソーシャル活用の勉強会に、講師で呼んでいただく機会があり、そこでいただいたこの名刺のある部分に、目が止まりました。

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ん?

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ショボ飯、、、

だって、老舗の出版社さんのfacebookページのコンテンツですよ。

「やるな・・・」

まぁ、担当されているS女史と顔を合わせたこともありますが、俄然「どんだけショボいねん!」という興味が沸き起こり、帰宅するやいなやチェック!

そこに繰り広げられた「ショボ飯ワールド」は、わたくしの期待を裏切らない、素晴らしいショボさだったのです。例えば、、、

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食パンとキャベツ(家から持参)。
しかも食パンかじってあるやんけ。きっとひと口食べてから、思い出したんですねw。

出版社特有の雑多な雰囲気の机の上にある、このショボ飯の佇まい。
もうすでに、ワビサビの世界に突入してますよね。

昼ごはんがメインですが、忙しい業界なので夜ヴァージョンもたまにアップされています。
こういうコンテンツの間に、新刊案内などがチョコチョコある分には、別に全然いやらしくないですもんね。むしろ「ちょっと見てあげようかな」ってもんです。
facebookページの運用例として、非常にいい感じだと思いますがいかがでしょうか?

さて、今日もそろそろアップされている頃かな。
見に行ってこよっと。

>>中経出版facebookページ

※担当のSさん、Fさん、頑張ってまず半年は続けてくださいね!期待してます。

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