京都を十倍楽しむ方法（体験談）

＊本投稿は京都初心者の戯言故、ベテランの方々は温かく見守っていただければ幸いです。

週末、会社の面々にお声がけいただき、山歩きに行ってまいりました。

南禅寺に最寄りの東西線（市営地下鉄）蹴上駅から五山送り火で有名な大文字山を目指します。

「玉川さん、今度山歩きするんですけどいかが？」という甘言を聞いて「山歩きは気持ちよさそうだ。この辺りは低山だからそれほど急でもあるまい」という甘い見通しで参加したわけですね。

ところがどっこい。低山経験のある方ならご存じと思いますが、山というのは絶対的な高さよりも、「何メートル上がるのか」という、スタート地点から頂上までの高さと、それに要する時間によって勾配がほぼ決まってきます。

想定は90分ほどの登り。

時折の晴れ間の中、まるで私を歓迎するかのように雪がぱらつき、大自然とその天候が相まって幻想的な山行です。

途中3回ほど息が切れてギブアップをしそうになりましたが、見事な先導と後ろからの声がけをいただき、何とかゴールすることができました。それにしても体が重い！

そして、頂上で一息ついてから、ついに大文字焼き（関東人特有の呼び方だそうです）の「大」の字の一番上に到着。その景色たるや見事なものです。京都市街が一望できるそこでの体験はまさに「プライスレス」と言って過言ではないでしょう。感動的です。

＊ちなみに銀閣寺側から上がるショートルートもあるのですがこちらは階段続きで短くもかなり急なので相応にしんどいそうです。

京都は昼間のショッピングや夜の食事、酒宴も楽しいですが、朝っぱらの山歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。