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「使いやすく」「ハマる」技術とは! それは・・・

私にとっては懐かしいベルマーク!それが健在だったのです。

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まだベルマークしてるんだ。
東京のとある小学校ではこのベルマーク収集活動は無かった為、すっかりベルマークも時代と共に無くなったのかなと思いきや。岡山の小学校では収集していたのです。

それが、40年近く前と何ら変わっていない。
ベルマークの目的は良いことだと思います。
みんなが食住のために購入した入れ物に付いているベルマークの点数を集めることにより、学校の備品を購入する補てんにしよう。
という目的です。

しかし、システムが昔のまま。
種類や大きさがバラバラのベルマークを、同じ種類で同じ大きさ同士10枚縦に並べてセロテープでつなげます。
そう、とても原始的な作業なのです。

今は昔と違い時間の流れが速くなっているため、ベルマーク係のお母さん方はこの作業のための時間を割くことが大変だと思います。
特に、専業主婦の割合も減ってきています。仕事をしながら学校の係を担当しているお母さん方も多くいらっしゃいます。

同じ目的でも時代に合った効率の良い運営方法を実施してく必要があると感じました。

仮に、ベルマークを銀行のように各種類の硬貨や紙幣が混ざったバラバラのお金を収集機に入れると自動で総額を計算するようなシステムを開発して販売したとしても、学校としては備品購入のためのベルマーク収集に関してシステム購入しようとするところは少ないのかもしれません。
それより、今のスーパー等が実施しているポイントシステムを応用した方が学校の負担が減るのかも。。

そこで、ベルマークに関して少しだけ調べてみました。
ベルマーク運動の始まりは1960年。
1990年代後半からバブル崩壊や少子化の影響で協賛企業の撤退が相次いでいたが2007年から再びマークの年間集票点数は増える傾向にある。
2000年以降も協賛企業が増えているようです。
どうも地域というより、学校によってベルマーク運動に参加するかどうか決めているのでしょうか。小学校の参加率は全国平均で68%、中学校で62%とのことです。

間口を広めながらベルマーク運動はさらに活発に活動されているようです。

ただ、切って、仕訳して、集計、そして送付するシステムが昔と変わらずかなり苦労を強いられます。
時代に合った、もっと効率化できるシステム考案が必要な時が来ているのかもしれません。

 

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