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「使いやすく」「ハマる」技術とは! それは・・・

ビジネスとかけまして選挙カーととく、そのこころは。。。

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いよいよ参院選が始まりました。

そこで、昨日出会った光景から、、、

選挙カーの拡声器からの声
「心からのお願いでございます。」
まず私が違和感を感じたのがこのフレーズであった。
見ず知らずの人からいきなり心からのお願いをされても。。。

そして「○○○○の母でございます。」と続く。
選挙に出馬すると母親まで巻き込まされて大変だな。

次に、名字の一音一音区切って先ほどより大きな声で
「○・○・○・○」「○・○・○・○」
「を宜しくお願い致します。」
うるさいと心で思った。
現に隣を歩いていた人は「うるさい」と発言していたが。

政策も何もない。
いくら本人でなくてもせめて「息子が日本を変えます。」
くらいは言って欲しい。
もっと言えば「息子が、○○政策で日本の危機を救います。」
とか少しでも政策が見える発言をしてほしいものである。
もし、選挙の規定で本人以外が政策を話してはいけないとでもあれば別であるが。

そうだとしても「私は息子に小遣いを渡していません!」とか
言えばユーモアがあるとして支持を得るかもしれない。

少なくても昨日の選挙カーからの発言では聞きたくなる言葉は一言も無かった。
ただうるさいだけだ。騒音である。
昨日の発言を聴いた人はたぶん投票しないでしょう。
逆に候補の中から真っ先に外したのではないでしょうか。

私たちは政策を聞いて投票者を選びたいのである。
「心からのお願いでございます。」のみでは騒音になってしまう。
選挙カーに乗っている人達はそのことを分かっているのだろうか。

そこで感じたことがある。
ビジネスも同じだと。
お客様に対する利点の「未来像を話す」ことをしないと雑音になって
煙たがれるのでしょう。
気を付けたい。

ということで、
ビジネスとかけまして選挙カーととく、そのこころは。。。「未来像を話しましょう」
皆さまも考えてみて下さい!

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