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本のキュレーター集団 HONZ

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大変ありがたいことに、成毛 眞氏が主催する”本のキュレーター集団 HONZ”に参加させていただくことになりました。先日初めて定例会に出席しましたので、そのご報告を。

定例会の進行は、いたってシンプル。メンバー達が各々のオススメ本を3冊紹介するというスタイルである。ところが、これが実に奥が深い。他の人とのカブリを避け、なおかつオリジナリティのある一冊をセレクトしなければならない。全体の流れは東さんのエントリーに詳しいので、そちらを見てほしい。

僕が持っていたのは下記の三冊。書いてある通りの順番で紹介し、外側から徐々に内側に寄せていくという方針で臨んだ。

ダムマニア

ダムマニア 
作者:
宮島 咲、出版社: オーム社、発売日: 2011/9/2

聖書男(バイブルマン)  現代NYで 「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記

聖書男(バイブルマン)  現代NYで 「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記  
作者:
A.J.ジェイコブズ、阪田由美子、出版社: 阪急コミュニケーションズ、発売日: 2011/8/31

雪男は向こうからやって来た

雪男は向こうからやって来た
作者: 角幡 唯介、出版社: 集英社、発売日: 2011/8/26

一冊目の『ダムマニア』については、なかなかいいリアクションをもらえたのではないかと思う。最初はリアクションが薄かったのだが、ダムカレーの話を切り出したあたりから一気にヒートアップ。ところが二冊目のちょっと内側に寄せたゾーンに入ると、もう他のメンバーとカブってくる。面白いのは三冊目くらい内側に寄せると、逆にカブらない。しかし、本を出した時の「あ~」というリアクションに、そういうことかと思うところがあったりする。

面白いのは、本を持ってきた当人が、一番その本について語れないということだ。前日にどのような内容の本だったか予習をしていったのだが、全くその必要がなかった。本のタイトルを言っただけで、誰かしらのリファレンスエンジンが稼働する。そのうえで、誰かの何かと何かがつながった時など一番場の沸く瞬間だ。

一見遊んでいるだけのように見えるかもしれないが、このやり取りには重要な意味があると思う。このプロセスを経て、皆がHONZらしいものと、そうでないものの認識を合わせているのだ。おそらく彼らがやっているのは、カテゴリー創造ということになるのだろう。ノンフィクションの中に、HONZ系という新しいジャンルを作っているのである。

ここで確立されたものは、やがてWeb空間を飛び出して、本屋にHONZオススメという棚ができたり、出版文化に大きな影響を与えるようなアクションに発展していくに違いない。そして、本業を持ったままこのような活動に携われることは、実に意義深いことでもある。

本の紹介がひとしきり終わった後、最後に簡単に自己紹介。ここでは人の紹介より、本の紹介が先にくる。恐るべし空間、でもこのうえなく居心地がよい。早くも次回の定例会を待ち遠しく感じる自分がいる。

じきにオススメ本のエントリーも起こすことになると思います。これからもHONZともども、よろしくお願いします。

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