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【書評】『リーディング3.0』:メディアとクラスタの使い分け

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著者: 本田 直之
東洋経済新報社 / 単行本(ソフトカバー) / 175ページ / 2011-04-22

ISBN/EAN: 9784492044162

ソーシャル時代、クラウド時代を見据えての、新しいリーディング術を提唱した一冊。著者は『レバレッジ・リーディング』でおなじみの本田直之氏。読書のみならず、その周辺も含めた情報整理について「インプット、ストック、サーチ、シェア、フィードバック」という5つのステップで説明している。

◆本書の目次
Chapter1 リーディング3.0時代の到来
Chapter2 リーディング3.0の基本
Chapter3 リーディング3.0に必要な6つの能力
Chapter4 スマートフォンが読書を進化させる
Chapter5 紙メディア・電子メディアの活用法
Chapter6 読書からソーシャルリーディングへ

著者自身、日本とハワイを行ったり来たりのノマドワーカーであり、その経験に基づいた視点での記述が多い。興味深かったのが、紙メディア・電子メディアの使い分けに言及している部分である。もちろん自炊などによる電子化も含むのであるが、当面過渡期が続きそうな状況において、役立ちそうな情報である。著者の具体的な紙メディア、電子メディアの使い分けは以下のようなもの

電子化して読むのに向くコンテンツ
1 サクサク気軽に読める本
2 ひたすら前に読み進められる本
3 レファレンス用の本
4 外部情報にアクセスして付加価値を増す本

紙メディアに向くコンテンツ
1 じっくり読む本
2 考えながら書き込みたくなる本
3 細かい図表が多い本

また、本のスクリーニングに関して、バーチャルでオープンに情報交換するクラスタとメールでクローズドに情報交換するクラスタを使い分けている点なども非常に参考になった。本当に核となる情報収集は、クローズドなメンバーでやることがインプットやフィードバックの極意であるとのことである。

平易な言葉でシンプルに書かれており、初級者を対象にしていると思われるが、じっくり読むと奥の深い一冊であることが分かる。

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