2014年私が発声で一番気をつけていたこと
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この一年、私自身が発声やスピーチで一番気をつけていたことを一つだけあげるとしたら。
それは、「呼吸」です。
声を出すのだから、声とか、声の高さなどではないのかと思われるかもしれませんね。
もちろん、それらのことも大事です。
しかし、何が一番難しいかというと、やはり呼吸なのです。
呼吸ことはやればやるほど課題が増えてきます。
呼吸の基本は、横隔膜という肺の下にあるドーム型をした呼吸のためのの筋肉を使えるようにすることです。
すべてはここで決まると言っても過言ではありません。
そして、ほぼ99%の人は、難易度の高いボイストレーニング法に挑戦されていますが、なぜか横隔膜は使えていません。
これは、一生懸命トレーニングしたとしても、なかなか効果は現れないでしょう。
声の良い方というのは、ほとんどの方は横隔膜がしっかりと使えています。
私の場合は、今年は横隔膜を使いながら、さらに深く吸うことがテーマでした。
「息を吸う」
これは結構エネルギーのいることです。
最初のうちは、頭が真っ白になって、立っていられなくなったほどです。
基本はこうです。
息を吸ったときに、思い切り下腹(へそ下9センチくらいの場所を意識)を張り、張ったまま息をはいていきます。
この呼吸を繰り返しながら、発声していくのです。
最初は、なかなかしっかりと吸えません。しかも、息をはくとき、または発声しているときに、下腹の支えが抜けてしまって張りがなくなります。
また、身体が出来ていない状態でたくさん吸おうとすると、身体が力んでしまいます。完全にリラックスしながら吸えるようになるまで、かなり時間がかかると思います。
来年も呼吸のトレーニングを続け、もっと上手に呼吸できるようになりたいと思っています。
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