プレゼンの回数が多くなくてもプレゼン上手な人のやり方
プレゼンは、やはり数をこなすことがレベルアップのためにはとても大事なことです。
ただし、それなりに数をこなしてはいるけれども、あまり上達しない方もいます。
なぜでしょうか?
それは、反省が少ないからです。
それも、ただの反省ではなく、「濃い反省」をしていないからです。
数はそれほどこなしていなくとも、濃い反省をして、新しいチャレンジをしている人は、1回のプレゼンで人の何倍もの学びを得て見事に上達されます。
反省のためにはビデオを録れればベスト。難しければ録音をしておくことをおすすめします。
この「反省」は、一人で行っても良いですが、少ない時間でもっとスピーディに上達したければ、トレーナーや経験豊富な方と一緒に行うのが良いでしょう。
人間は自分だけでは、視野が狭くなります。
また、人は反省において「自分がこうあってほしい」という視点で自分を見てしまいがちだからです。
もちろん、反省しないよりしたほうが良いのですが、そこにもう一人冷静で的確な判断をしてくれる方がいると、より密度の濃い反省ができます。
濃い反省を行うことで、より濃い時間を使うことができます。
私は、自分自身の反省のためにビデオを見ますが、可能な限り信頼できる人にもう一人同席してもらうようにしています。
反省のときに、より濃い反省をしたければ、自分のプレゼン内容だけでなく、できれば、当日お客さんからいただいた意見や反応を検証するようにしましょう。
良いプレゼンのときというのは、質問が活発になります。
この質問のときの、お客さんの話し方や反応を良く見るのです。
アンケートでも分かりますが、そのときの生の反応に本音が隠れています。
私が、プレゼンの反省を一緒に頼まれるときは、プレゼンの本編よりも、質疑応答での反応、やりとり、態度をより慎重に検証します。
ぜひ、録画を録るならば、質疑応答の最後まで記録されるように。
そこに上達のコツが隠れています。