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ライフワークとしての学びを考えます。

「きちんとした格好」とは何だろう

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「我が社の社長さんが、メディアに出るときあんまり服装やヘアスタイルなどに無頓着なので困っています。きちんとした格好をしてもらいたいのですが、どうすれば良いでしょうか?」

このような質問を受けることがあります。
さぞかし気を揉んでおられることだとお察しいたします。

人前の会見や映像の露出などで「きちんとした格好をしてほしい」と思うのは、当然だと思います。
ただ「きちんとした格好」とは何でしょうか?
男性であればオーソドックスなスーツスタイルのことを言うのでしょうか。

一つ考えるべきことがあります。

創業者とサラリーマン社長ではちがうということです。

創業者は、独自スタイルを持っていて変えません。
それは経営者の一つの資質として悪いことではありません。
ジョブズ、孫さん、派手なネクタイの日本電産の永守さん、Evernoteのフィル・リービンなどを見ても、個性的。サントリー佐治信忠会長のヒゲも良いと思います。

自分のスタイルを貫き通しているのです。
これは創業者だからできること。
一度決めたらいつも同じにすることで、社会に認知してもらえます。
「この人はこういう人なのね」と覚えてもらえれば勝ちなのです。
ただ、いくら自分のスタイルだからといっても、不潔感があるのはよろしくありませんので気をつける必要があります。


本当に無頓着なのか?それとも独自のスタイルなのか?
考えてみると良いでしょう。

一方、サラリーマン社長であれば、新浪剛史さん、原田泳幸さんなどを見ても分かる通り、ピシッとしたスーツを着こなしています。安心感があるのです。
LIXIL藤森義明社長は、180センチ近い長身、大きな声、率直な物言いで、日本人離れしていますが、スーツの着こなしがオーソドックスで意外にバランス感覚がある方です。



私も、最近は自分のスタイルを考えるようになりました。
2つのルールを決めています。

1 髪はアップ(結ぶ)
髪の毛がハラハラと顔にかかると講演に集中できないからです。

2 フリルのついたブラウス
背が高いので一見キツい印象になりがちなのと、パンツが多いので、柔らかいブラウスでバランスをとっています。


また、ルールを決めることで、講演当日迷うことなく家を出られます。もう一つ良いことは「これをすると上手くいく」という自己暗示をかけられることです。

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