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プレゼンの困った質疑応答でペコペコするな 【プレゼンの心得編】

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今や時代の寵児となった感さえある天才経営者イーロン・マスク。
最近、テレビのインタビューに答えている様子に感心しました

カリスマ・ベンチャー企業の経営者といえば、どちらかというとアグレッシブであったり、どこか超越した個性的な人が多いものですが、イーロン・マスクは、落ち着きがあり、器が大きく、誠実で安定感のある人柄を感じさせました。

インタビュアーの質問に対して何度も相づちをうちながら頻繁に首を上下させたり、ぺこぺこ繰り返しお辞儀をしたりする方が良くいます。
これは、謙虚さを感じさせたり、「話しを聞いていますよ」というジェスチャーになりますので、悪いことではありません。

しかし、あまり首をフラフラさせすぎると、神経質に感じられたり、落ち着きがなかったり、自信がないように見えてしまいます。
また、あまりに細かく「うん・・うん・・なるほど」相づちをされると、話しを促されているようで、かえって自分のリズムが崩れてしまうものです。
あるときなどは、よく相づちをうってくださるのに、アイコンタクトはまったく違う方を向いておられて、「ちゃんと聞いてくれているのかしら?」と思ったことがあります。

イーロン・マスクは決して首をフラフラさせません。

首はほとんど動かさないのに、穏やかなまなざしできちんとアイコンタクトをとっているので、深く聞いていることが感じられます。声や表情だけで、きちんと相手に敬意を持って聞き届けていることが伝わるのです。
そして、自分が答える番になったときに初めて「そのとおりです」「なるほど」と大きくうなずいて、しっかり受け止めてから話し始めるのが大変好印象でした。

首をフラフラさせずに人の質問に答える様子が、自信のオーラにあふれ、堂々たる経営者としての姿を印象づけていました。

あのグーグルのラリー・ペイジも、「もし自分になにかあった場合は、イーロン・マスクに全ての資産を任せる」と言い、全幅の信頼を寄せているほどの人物なのです。




★★★ 本日のマジックフレーズ ★★★

人の話しを聞くときペコペコするな


特に大事なプレゼンの質疑応答などで、あまり細かく首をフラフラさせないようにして質問を聞き届けることで、自信と信頼感を与えることができます。
どんなに困った質問でも、首をかしげたり、細かく動かしてはいけません。

質問に対して、メモをとりながら聴くのも、首をフラフラさせず、しかも「聞いていますよ」という態度を取ることが出来るので有効です。このとき注意するのは、必ずアイコンタクトをとりながら要所だけをメモしてください。

ぜひ気をつけてみてください。

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