遅刻して入ってくる人は意外に目立っている
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講演などで遅れていらっしゃる人が、目立たないようにそーっと客席に入場してくる様子はよくある光景です。
「黒子」になったつもりなのですが、姿はしっかり見えています。
しかも、そーっと動いているので、動きが遅く、余計に目立ちます。
その時間だけ、会場の空気を持って行ってしまうので、主役は講演者ではなく、黒子の方になってしまうものです。
せっかく良い講演でも、遅刻してこられる方で全体のレベルが下がってしまうことがよくあります。
ある講演者がおっしゃっていたことです。
「どうしても遅れてしまうということはあるものです。黒子になって移動されると大変気になります。とにかく迅速に着席して、すぐ講演に集中してほしい」
自分は見えていないと思っていても、意外に注目を集めているものです。
また、プレゼンや会見のとき、サポートするスタッフがいらっしゃいます。
こういうときのスタッフも、自分が見られているという意識がない場合を多く感じます。
主役ではないし脇役だから見られていないだろう、と思いがちですが、実はとても目立っています。
いくら主役の講演者が頑張って話したとしても、周囲のスタッフが弛緩してしまうと、全体の空気も緩んでしまいます。
やはり、スタッフも力に満ちてそこに在るべきだと思います。
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