オルタナティブ・ブログ > mtaneda ブログ >

中小企業の開発者は会社で何をしているのか

業種?ジェネレーション?

»

インターネットに慣れ親しんでいる業種というか世代というか、
知らず知らずの内に、いわゆる一般の方に通じない言葉を使っているかもしれないという話です。

ふと気になって、両親に「ポチるって意味わかる?」と訪ねたところ、
父親は「上の人の言うことばかり聞く、おべんちゃらをいう、媚びるという意味なのか?」と、
母親は「ポチは犬?」という反応でした。

会社では、誰にでも通じる言葉が通じなくて、新鮮な驚きを感じました。
ちなみに「ポチる」は、日本語俗語辞書さんによると、「インターネットの通信販売サイトで購入商品を確定し、購入ボタンを押して買うという意味のインターネット・スラングとして使われる。」 とのことで、
平成時代のネットスラングだそうです。

インターネットに慣れ親しんでいる私たちは、知らず知らずの内に、人がわからない言葉を使ってしまっていないか、
話たり、特に書いたりするときに気をつけないとうまく伝わらないかもしれないと思ったのでした。
ぱっとは思い使いませんでしたが、まじめなビジネスメールでスラングと知らずに使ってしまうことがないように気をつけないといけませんね。 

そういえば、「デフォルト」は市民権を得てきているように感じます。
ITが専門ではない60代以上のお客さんが、
コンピュータ関連の話題でなくても「標準的な値、動作」を示す言葉として使っていることもありました。

 

更に・・・
ネットスラングにもジェネレーションギャップが発生しつつあるようです。
パソコン通信を行っていた世代は常に「みかか」代を気にしていたのですが、
インターネットへの常時接続が当たり前になってからコンピュータを使い始めた世代にとってはこれまた???のようです。

「みかか」は、仮名入力で「NTT」を入力した結果です。
当時普及していたPC-9800シリーズはカナキーが微妙な位置にあったので、この類いの入力ミスが多かったのでよく使われたのでしょうね。
PC/AT互換機になって、そもそもカナキーがありませんので・・・

Comment(0)