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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

DHCP リースクエリ

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DHCPサーバには、リースクエリと言って、払い出されたクライアントの情報を問い合わせる機能が実装されています。
この機能はRFCで定義されているので、ISC社のDHCPサーバには実装されているのですが、
弊社のProDHCPv6にはまだ実装されていませんでした。

しかし、お客さんから実装の依頼があったので、進める必要が出てきました。

リースクエリは、ケーブルネットワークの様な比較的大規模なネットワークで、
DHCPサーバから正規の手順でIPアドレスを払い出されていない場合、ネットワークに繋がせないなどの仕組みの実装に必要です。
今ProDHCPv6を利用していただいているお客さんもケーブル事業者なので、必要とのことでした。

さて、こういった機能を実装する場合、通常はRFCなどの仕様書とにらめっこして、進めていくと思います。
しかし、実際に動くフリーソフトがある場合、にらめっこしつつ動きを確認してみることができるので、幾分か楽になります。

今回は、RFCを読んで、リースクエリを発行するクライアントをサクっと作ってみました。
そして、既存のサーバからの応答をみつつRFCを読むと、単純にRFCだけを読むより理解しやすいです。

この方法の場合、既存のサーバのクセやバグまで実装してしまわないように気をつけなくてはなりませんが、
気分はだいぶ楽になります。

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