本を書くということ
遂に2冊目の著書『本当は怖いC言語』が発売されました。
私のような、まだまだ発展途上の人間にとって本を書くということは、正直冒険でした。
1.本業があるのに、原稿の期日は間に合うのだろうか・・・
2.文章力が乏しいのに、人に読んでもらうレベルに仕上がるのだろうか・・・
3.自身は本当に対象について正確な知識をもっているのだろうか・・・
2冊目とはいえ、1冊目は勤務先の社長との共著だったので、単独では初です。
そのため、これら以外にも沢山の不安がありました。
とはいえ、レベルは違えど、人間誰しも死ぬまで発展(成長?)し続ける生き物だと思っています。
完璧な人間はいません。
そのため、今の自分で出来る精一杯をやろう、えいや!という気持ちで取り組みはじめました。
不安があるということは、それを克服すればまた一歩成長できるということですからね。
1.は、スケジュールの調整能力が問われます。
他者と一緒に進めることなので、プロジェクトのマネージメントと同じです。
ただ、自分自身のマネージメントは、結構難しいです。
2.の文章力は、人に読んでもらって指摘をうけなければなかなか上達しないものです。
今でも結構「mtanedaの文章はわかりにくい」「要点をもっと簡潔に」と言われますが、
昔よりは幾分か指摘される回数は減ってきたと感じています。
「人に読んでもらうこと」を意識すると、いつも以上に頭を使うので、とてもいいです。
3.の知識については、その不安があるからこそ、より対象についてしっかり勉強するようになります。
ということで、悩みもありましたし、本当はもっと書きたいこともあったけれど、形になると本当に嬉しいです。
このあたりは、仕事や趣味も同じですね。
書いているときは、「大変だ・・・もう二度と書きたくない」と思ったりもしましたが、
のど元過ぎると、またチャレンジしたくなり、不思議な物です。