ソフトウェア技術者として就職を目指す学生へ
オルタナトークの話題が、「就活生に捧ぐ」なので私も少し書いています。
当社でも毎年のように、エントリーしていただいていますが、
多くの学生に対して感じたのは、「ソフト(システム)を開発する仕事ですよ」と明記してあるのに、
開発でのアピールが非常に少ないということです。
昨今は、インターネットでいかなる情報も手に入れることができるので、
少しのチャレンジ精神があれば就職前にソフト開発の一部を垣間見ることは可能だと思います。
当然、趣味の開発と仕事の開発は異なる点がありますが、できあがるものがソフトウェアだという点では同じでしょう。
それなのにも関わらず、「今まで作った作品を教えてください」と問いかけても、
「実は人に見せられるレベルのものは作ったことがなくて・・・」ということがあったりして、面接ではあまり盛り上がりません。
確かに、募集要項に「今までに作った作品を持参すること!」などと明記すれば、そういうことは減ると思いますが、
募集している側としては、「ソフト作りがしたいのだから、何らかの作品は作ったことがあるよね?」と考えているのです。
大手であれば、潜在能力が高い人に教育を施して、立派な技術者として育てる余力もあるかもしれませんが、
なかなか中小企業では、そこまで余力がある場合は少ないのでは無いでしょうか。
ソフトウェア技術者として就職したいと思っている学生には、
まずは、一つでも良いからソフトを作ってみてから自分の適性を自身で考えてみてほしいと思います。
先にも述べましたが、今はあらゆる情報がインターネットで手に入ります。
ちょっとしたソフトを作ることは、誰にでも可能です。
ましてや、情報系の学科であれば、最低限の知識はあるはずです。
そして、応募時や面接ではそのことをアピールしましょう。
中には、学生時代に我流で身につけた知識より、潜在能力を中心にみる企業もあるでしょうが、
今までの実績をみたい企業も多いと思います。(そのあたりは、会社のホームページや、ブログ、説明会で空気を読みましょう)
きっと面接で盛り上がって、良い方向に向かうと思いますよ!