叱られる事
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人は、注意されることを嫌います。
特に誰かの前で注意されるなんて、多くの人は「ムッ」とするでしょう。
しかし私は、どんどん注意します。
それも、何か間違ったことをしたら、すぐに・・・です。
社内であろうが客先であろうが、場所なんて一切関係ありません。
「叱られる」ということを、これまで経験したことのない人はいないでしょう。
では、なぜ叱るのかを考えたことはあるでしょうか。
叱るのにも、パワーが必要です。
誰も好きこのんで声を張り、注意などしたくないのです。
しかしそれでも叱るのには、「愛情」があるからこそではないでしょうか。
少なくとも私は、相手のことを思ってこそ叱っています。
その場で叱らないと、効果は半減します。
例えば翌日などに注意されたところで、「なんで今さら」と返って反発を受けたり、あるいはなぜ叱られるのか忘れていることすらあるでしょう。
ですから、事態が起こったその場で注意するのです。
あるいは「後で注意すれば良い」と思っていたのに、そもそも注意することを忘れてしまったら。
相手は注意されないままなので、改善のしようもありません。
すると、また同じ間違いをしてしまうことになるでしょう。
それはお互いにとって、決して良い結果とは言えないはずです。
自分の間違いには、なかなか気付きません。
気付いたとしても、それがどれほど重要なことだったのかは、客観的に見なければ分からないものなのです。
注意するということは、相手に二度と同じ間違いをさせない、いわば成長させるための方法だと思うのです。
注意されることが、嫌なのは分かります。
それならば、どんどん注意されて、早く注意されないようになってしまえば良い。
私自身はいつもそう考え、注意してもらえることに感謝すらしています。
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