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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

BABOK 2.0のリリース予定日

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去年末の予定だったBABOK(Business Analysis Body of Knowledge)2.0のリリース予定日がIIBAのWebページで告知されている。(去年はここに「2008年末予定」と書いてあった。期間延長は、よりよいものを作るための苦渋の選択だったと思う。)。3/31になるそうだ。そろそろだ。

PMBOKをはじめとして、BABOK, OPBOK, SWEBOK, SQuBOK等、BOK(Body of Knowledge: 知識体系)の類が出るのは1つの流れなのかもしれない。OPBOKについては本ブログの過去エントリで書いた。

BABOKはビジネス要件の分析と管理のための知識体系と考えるとあまりはずれないと思う。1.6と2.0の間で新規に追加される項目(知識体系)はないようだ。1.6で定義済の知識体系は以下のとおり。

  • Business Analysis Planning and Monitoring
  • Enterprise Analysis
  • Elicitation
  • Requirements Analysis
  • Solution Assessment and Validation
  • Requirements Management and Communication
  • Underlying Competencies

分業化の弊害もあると思うが、個人的には責任分解点が明確でアウトプットが客観的かつ定量的に計測できれば、発展の余地があると考えている。BABOKで細分化とともに責任分解点の明確化やアウトプットの計測が進むことを望みたい。

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