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IT業界のコメントマニアが始めるブログ。いつまで続くのか?

支持するなら支援もしよう

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以前のエントリでも少し書きましたが、クリエイティブコモンズ(CC)を賞賛する声はよく聞く気がするのですが、これを支援する力はいまひとつ弱いように感じます。実は、先月下旬(2/24)に試しに寄付をしてみました。すると Supporters リストに掲載されるのですが、3週間経過した現在でも、私の後に寄付した人がひとりしかいないようなのです。そもそも日本語版のサイトにはサポートページへのリンクすらないようですが、世界中でもサポーターが少ないというのはかなり意外です。

私は、著作物には商用にするものも、CC として公開するものも、著作者の意図が反映されるべきであり、「どちらかにせよ」という決め付けをすべきではないと考えています。また、たとえば発起人のひとりであるレッシグ氏の意見に全面的な賛意を持っているわけでもありません。しかし、クリエイティブコモンズのような活動は維持するに値すると思います。オープンソースなどでも、日本人は活用はするけれど貢献しないという話を聞いたことがあります。私は決め付けには反対ですが、こうした活動に賛同する人は貢献する側にまわってもよいのではないでしょうか。少なくとも、CC に賛意を表明されている方には、その志にも期待したいと思います。私は、ハンドル名が Supporters リストから消える頃に、もう一度くらいは寄付してみようかと思います。

※ここで支援というのは作品を CC で公開することは意味していません。

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