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「Facebook、LinkedIn、Amazonが、社内でのパワーポイントの使用を禁止」を読んで...

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本を書くのって、結構大変です。

色々な方法があると思いますが、私の場合は、必要な情報を調べたりアイデアをため込んだりして材料を揃えて、全体の構成を作って、書いていって、構成して、......途中、編集者との打合せもあります。

かなり大変な作業ですが、これは読者に伝えたいことを確実に伝えたいからなのですよね。

 

講演会でのプレゼンも、本質的には同じ。色々なアイデアや考え方を、講演で伝わるように構成を作り、わかりやすく伝わるように作っていきます。

この時に、パワーポイントという道具は、私にとってとても役立ちます。

 

そんなことを思っていたら、こんな記事を見つけました。

 

Facebook、LinkedIn、Amazonが、社内でのパワーポイントの使用を禁止

 

「なるほど」と思いました。

本やプレゼンは「伝えること」が目的です。

一方で社内会議は「アイデアを生み出し」「決定すること」が目的です。

目的が違うのですよね。

振り返ってみると、私もたとえば編集者やお客様との打合せの場合は、パワーポイントは使わずに、WORD等でアイデアや提案を文章にまとめることがとても多いのです。

 

当たり前のことですが、ビジネスツールは目的に沿って選ぶようにしたいものです。

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