本のストーリーというのは恐らく二つあって、使う脳の部分も違うのかもしれない
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次回作を書いていて改めて感じるのは、本のストーリーというのは、恐らく二つあるということです。
一つ目のストーリーは、全体の流れ。
目次や章立てと言ってもいいかもしれませんが、単なる章立てだけでなく、その章でどのような話しの展開をして、何を伝えるか、というもの。
私の場合は、6ー8万文字程度の一冊の本ではこのストーリーは1万文字程度になります。
二つ目のストーリーは、それぞれの章の中での物語の展開。
例えばどのような表現で話しを展開させる、とか、登場人物がいる場合はどのようなことを言わせてスムーズな話しの流れにする、とかいったことです。
「1000円のコーラを100円で売る方法」では、前者の全体的な流れは「朝のカフェで鍛える実戦的マーケティング力」に基づいていますが、細部でかなり変更しました。
後者の物語の展開に至っては、全く異なる話しになっています。
現在書いている次回作は、全体の流れはほぼ完成し、現在は各章の物語の展開に取りかかっているところです。
両者とも、脳の中の全く違う部分を使う感じです。
あえて左脳(理屈)と右脳(感覚)の例でおおざっぱに例えると、前者の全体のストーリーは左脳(理屈)、後者の各章の中での物語の展開は右脳(感覚)、といったところでしょうか?
うまくスイッチを切り換えながら、進めていきたいと思います。
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