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どんなに悪くても"Good"と言う米国文化。実は京都人気質に近いかも?

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昔、仕事をご一緒した、勤務先の米国人役員。

この人は、部下や同僚の仕事があまり満足のいくモノでなくても、口癖は"This is good."

しかし、相手にはしっかりと自分の意志を伝えていました。

例えば、マーケティングがあるプロジェクトを進めていて、セールスとちゃんと話していない場合、

「セールスと話ししたの?マーケティングだけで進めてもうまく行かないよ」

....なんて言い方は絶対しません。こんな感じです。

「This is good. このプロジェクトはまさに全社で必要としていることだ。ぜひ全社に拡大したいよね。セールスチームも、絶対興味あると思うよ。」

 

多様な価値観を持っているグローバル社会でのコミュニケーションなので、中にはプライドがすごく高い人もいます。

だから、相手の面子を考えて、かなり細やかな配慮をしているのですね。

この辺りは、きわめて細やかな気遣いをして、なかなか本音が分からない京都の人達と同じものを感じます。

 

では、米国人は決して相手のことを悪く言わないのか、というと、決してそんなことはありません。

親しくなると本音が出ます。

随分前に一緒に仕事をした米国人からは、「xxxxさん(別の米国人)は、全く物事を良くしようという考えは毛頭ないから、仕事で関わらない方がいいよ。私もそうしている」とアドバイスを受けたこともありました。

しかしこの人も、他の人にはこんな言い方は絶対にしません。

あるいは、「この人は限界。異動する必要があるな」等。

この辺りは、かなり現実的・具体的にアクションを考えています。

 

日経ビジネスオンラインに、「英米人は日本人より本音を言わない 『good』だけ使えれば、ネイティブと上手につきあえる」という記事が掲載されています。

この記事は豊富な実例でこれらのことを的確に表現しており、勉強になりました。

昨年、「日本人がYes/Noを明確に言うことで、実は欧米人は結構傷ついている、という話+そんな欧米人と、円滑に仕事するには?」というエントリーを書きましたが、まさにこの通りなのですよね。

 

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