国民は、民主党の政策を選んだのではない
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本日の選挙の結果について、TV各局で報道されています。
まだ最終結果は出ていませんが、民主党が政権を取るのは確実です。
しかし、日本国民が選んだのはあくまで「政権交代」であり、民主党の政策を支持した訳ではないと思います。
奇しくも、民主党が今回の選挙でスローガンに掲げた「政権交代」そのものは、政策ではありません。民主党が勝利することに伴う結果です。
自民党は50年以上政権を取ってきました。(途中、日本新党代表だった細川護煕氏が首相になったこともありましたが)
そして、様々な部分で日本全体の仕組みが制度疲労を起こしています。
日本国民が選んだのは、「政権交代」によってこれを一回変えることであり、これが69.5%という小選挙区制になってから最も高い投票率に反映しているのではないでしょうか?
前回衆院選で小泉さんが「郵政選挙」と定義して勝利したのと同様、時流に合わせた「政権交代」というアジェンダを設定できたからこそ、民主党は勝利できたのでしょう。
これから日本は、必ず変わります。
それはいい方向かもしれませんし、悪い方向かもしれません。あくまで相対的なもので、様々な次元があるので、一概には言えないかもしれません。
しかし、日本国民は、自民党と民主党の政策を比較して選んだのではない、ということは、今後、私達は、しっかり押さえておく必要があるように思います。
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