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クイズ番組に挑戦するコンピューター、「ワトソン」

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「ディープ・ブルー」という名前のIBMのスーパーコンピューターと、チェスの世界チャンピオンが対戦したのは1997年でした。

それから12年。

今度はテレビのクイズ番組にコンピューターが挑戦することになりました。

詳しくはこちらに掲載されています。

コンピュータ・プログラムを作った人ならおわかりと思いますが、これはチェスのような特定の課題を解決するのと比べると、信じられないくらい複雑な問題に対する挑戦になります。

でも、考えてみれば、チェスの世界チャンピオンに勝つよりも、一般人が出るクイズ番組で勝つ方がはるかに難しいというのも、面白いですね。

コンピュータの応用として、歴史的にも重要な一歩であると思います。

「2001年宇宙の旅」で描かれたHAL9000のような世界が、本当に間近に来ていることを感じます。

ちなみに、ワトソンとは、IBMの実質的創業者であるトーマス・ワトソンから取っています。

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