私にとって一番重い本は、実は軽い本?
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オルタナティブ・ブログ最高司令官であるばんちょ~から、「いままでで1番“重かった”本」というお題が出たので、早速考えてみました。
一番重い本?
重量で言うとアレとか、ページ数でいうとコレとか、読了にかかった時間数でいうとコンナノとか、色々と思い浮かびます。
しかし、中身の重さで言うと、やはり断トツに、この本でしょうか?
この本は、こちらのエントリーでも紹介させていただきました。
私が心から尊敬する田坂広志先生が書かれた過去の膨大な著作のエッセンスが、ぎっしり詰まった本です。
それでいて、非常にコンパクトな本です。
高さ19.5cm、幅14.0cm、厚さ1.4cm、ページ数119ページ。
文章も非常に平易。50のメッセージがそれぞれ見開き2ページで書かれています。
中身が非常に濃く、読む度に改めて身が引き締まる思いが致します。
何か迷いが生じた時、この本のページをめくっていくうちに、自分の中に答えを見つけることをよく経験します。
ということで、会社と自宅に1冊づつ置いています。田坂先生のサイン付なのが、実は密かな自慢。
50番目に書かれたメッセージの最後の数節を、ここで引用させていただきたいと思います。
---(以下、引用)---
過去は無い。
未来も無い。あるのは
永遠に続く、いまだけだ。いまを生きよ。
いまを生き切れ。田坂広志
---(以上、引用)---
このように深く洞察に富んだ濃い内容を、コンパクトかつ平易にまとめるには、とてつもない力量が要求されるというお手本のような本。
私のイチオシです。
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