そろそろ本当の独立国に!
オスプレイが10月1日から正式に本土に配備されるようだ。だが、この件について、きちんとした説明が我が国政府からされた記憶がない。繰り返される沖縄など基地周辺での様々な事件、オスプレイなど飛行に伴う事故、更にはこれらを処理するための地位協定、どう考えても我が国が独立国として扱われているとは思えない。そもそもオスプレイなどは、今や製造業の能力が低下した産業の能力がない米国で作られたポンコツで、性能面でも不安があるのは明らか。こんなものを自国ですら飛ばせないので、日本で飛ばそうということ自体、わが国を属国とみていることの証左だ。
何度も指摘するが、相変わらず敵国条項が残っていて、更にこの状態なのだ。なのに、未だに米国におもねる我が国の政権は、寝ぼけているのか?ましてや、米国は今や自ら作り出した国連すら否定し、自国の利益だけを守ると明言している。そんな国の軍隊が日本を守ってくれると考えるなど、おめでたいも良いところ。本当の紛争になれば日本人が盾になるのが関の山ではないか?
憲法論が議論されているが、そもそも米国追随政権の下改憲論議をすること自体が意味不明だ。だが、我が国は第二次大戦の結果を踏まえ、平和主義を明示しつつ、自らの安全保障のための軍隊を保有すべきであり、その意味で憲法改正には私は賛成だ。問題は侵略戦争をしかけることはない、或いはあくまで自衛のためであってあらゆる紛争に中立を貫くということであって、この点を明示した形にすることを議論すべきだ。そして、早くこれを実現し、最低限国土・国民を守れる軍備を早急に整え、沖縄のみならず我が国から米軍を全面的に追い出すべきだ。また、敵国条項が残されたままの国連であれば単なる第二次大戦の処理機関なのだから脱退も辞さず、本当の意味の平等な国際社会の秩序を司る機関を設立すべく提言すべきだ。