オルタナティブ・ブログ > マイク丹治の「グローバル・アイ」 >

 セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

先進国の劣化

»

いつも批判めいた話ばかりで恐縮だが、簡潔に。

まず、裁量労働の数値の問題。またまた忖度では、という話になっているようだ。戦後を支えた気概を持った我が国の官僚はどこへ行ったのか?もちろん省庁間の権限争議など好ましくない部分もあったと思うし、どうしても平等性を重視せざるを得ない限界もあるとは思うが、政治家が何を言おうと国家のことを優先する、それが日本の官僚ではなかったのか?

そして、皆が政権の、場合によっては不適切な考え方にも従わないわけにはいかないとすれば、我が国に先はあるのか?まだ、大統領の命令に必ずしも従わない米国の政府の方が全うに見えるのは私だけだろうか?

銃撃事件がある中、米国では全公立校に警官配置。まあ、とりあえずフロリダ州の話だが、確かに規制するのは大変だとは思うが、警官を配置するのもコストがかかる。開拓者の精神を盾に銃規制をしないという論理はもう通用しないのではないか?

楽天が、携帯会社申請?確かに現在はスマホ時代。携帯会社であることは、情報が益々重要になる時代に一つの戦略だろう。だが、今更二番煎じか?という感じもする。あまりに先進性がないというかイノベーティブでない気がする。米国で起きているような、innovationがなくなってcommercialization更にはmonetizationの世界に入りつつあるような。

Comment(0)