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 セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

とりあえずの都知事問題の解決法

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引き続き、舛添知事の問題が巷間を賑わしているが、そもそも本人は幕引きを想定しており、一方で議会は現下の政治環境では強く出れないのだから、総務委員会を開こうが、結局アリバイ作りでしかなく、無意味だと思う。本人は、報酬の減額で恭順の意を示した形にしたいようだが、その為に条例を提出するらしい。

私も、詳しい手続法は知らないが、そもそも減額などという方便を取らず、単に受け取らなければ良いのではないか?というか、私から言わせれば、本人は都知事を辞めたくない、一方で議会も辞めるに至るような強弁は避けたい、また現実に有力な候補もいない、という状況。一方で、都民は飽き飽きしているが、方や余計なコストをかけてほしくもない。ともかくも、法的な責任はさておいて、彼が不適任であることは自明の理。

とすれば、一番簡単なのは、舛添氏は任期まで都知事、但し報酬や公用車はすべて返上、自宅か事務所で肩書都知事で政治活動をご自由にどうぞ、基本的に公務はしないでください、原則副知事などの代理出席、リオも同様、但し災害時の意思決定の責任者は重要なので、首都でもあり政府が関与してもよいだろうと考えれば、官房副長官か総務大臣が代わりを務めるというのはどうか?

こうすれば、本人もポストだけは死守できるし、都としても無駄なコストはかからないし、選挙費用もかからないし、実務上は知事などいなくとも行政は成立するはずなので、何の問題もないように思うのだが、如何だろうか?マスコミも含めて、真面目に追及するつもりがない今の状況は茶番で、本当はリコールを様々な人々が協力し合って進めるべきだと思うが、150万署名というと萎える。とすれば前記のやり方が最も効率的なような気がするのだが。

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