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オランダでプリペイドのSIMカードを買うと・・・

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なんかシリーズ化してますが・・・、えー、とても簡単に買えます。パスポートなどの身分証明書の提示も求められず、住所を告げる必要もありませんでした。これは、携帯電話キャリアのショップ、携帯電話専門店、怪しげなショップ、いずれでも同じでした。

しかも、どの会社のものを選んでも、5ユーロ程度の通話料金込みで10ユーロ前後と、かなり安い(1ユーロは153円)。これは、オランダでは、KPN、Telfort、Vodafone、Orange、T-Mobileの大手5社が携帯電話事業を行っており、さらに、これにMVNOも加わる激戦区となっているからです。

それで、せっかくオランダにきたのだから、地元のKPNモバイルのSIMカードを購入しようと思いました。しかし、ショップの人にいろいろと話を聞いてみると、KPNは、iモードのサービスを提供しているため、iモードに対応していない携帯電話ではウェブサービスが使えないかもしれない、ということでした。そこで、店員の進めるVodafoneのプリペイドのSIMカードを購入しました。

そして、このSIMカードを、いつも使用しているNokia 6630日本語版に挿入してみました。通話とSMSはできたのですが、Vodafone Live!を含むウェブ・アクセスとMMSが使えません・・・。

SIMカードのパッケージに付属する説明書を読むと、どうも"Vodafone Live! activeren"をしなければならないようです。ちなみに、オランダ語のVは英語のFと同じ発音となりますので、"Vodafone Live! activeren"は、"ふぉだふぉんらいふあくちふぇーれん"となります。説明書によると、この"ふぉだふぉんらいふあくちふぇーれん"を行うには、携帯電話から、まず"1333"に電話して、自動音声のメッセージを聞きながら、"ふぉだふぉんらいふ"を選択するために"3"を押し、さらに携帯電話メーカーとして、ノキアを選択するために"1"を押して、さらに型番を選択する必要があります。

もちろん、ここまでのメッセージは、すべてオランダ語のため、初めは何を言っているのか、さっぱりわからなかったのですが、何回もかけ直して、繰り返し聞いているうちに、何となく意味がわかってきました。しかし、最後の型番については、数字の羅列でまったく聞き取れなかったので、とりあえず"1"を押してみたら承認されたようです。まとめると、1333をかけた後に、3→1→1でOKです。

London_096_1 この後、設定用のSMSが2通届くので、この2つのSMSを開いて、"Options"→"Save all"または"Save to settings"を行います。これで、"ふぉだふぉんらいふあくちふぇーれん"は完了しました。ウェブサイトへのアクセスや電子メールの受信も可能でした。

しかし、ここまでたどり着くのに、えらく時間がかかってしまいました(笑)。

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